湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

6/15 茅ケ崎養護の教頭さんと面会し/年金支給日ラプソディ 他

2018-06-16 05:11:13 | 地震津波災害ボランティア
2018/06/15 記
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茅ケ崎養護に行く。教頭さんと会うが、教頭さんとはずいぶんご無沙汰だったと思う。懇話会が身体障碍のことを取り上げるのは、これが2回目になる。前回は阪神淡路大震災からの生活再建の件で、脳性麻痺の方のゲストの会だった。ところが茅ケ崎からの参加者はなく、隣接地域の方が支えてくれた形となっていた。茅ケ崎からは、市議さんの参加があり線が残って感謝している。

そのとき、ゲストの方は東急イン1泊の予定だったが、付き添いの方から日帰りと当日宣告があって、付き添いの方の変更があったことがわかった。

この付き添いの方が会の途中、携帯をかけに頻繁に席をはずしたり、ゲストの不明瞭な言葉の経験翻訳の仲介をしてくれない等の問題が発生。対話が深まらない事態が発生し、発災当時の在宅孤立の経験を紹介することに留まってしまった。2時間半の時間では対話にならなかったことがあって、テーマとたたき台資料の発行が不可欠とし、事前オンライン対話を踏まえることになった。以後の懇話会はテーマの大枠のすり合わせを即興性が破壊されない範囲で行っている。

しかし、災害時の要援護者サポートでは、身体障碍者の方の安全確保と被災後の激減するサポート(家族を分断する疎開生活を含んで…)議論は欠かせない。被災障がい者死亡率が健常者の2倍を超える過酷さを考えれば、身体障碍の方とその家族の議論は欠かすことができない。

その話を教頭さんに語り、1)身体障碍の当事者・家族の方の熱心な方に懇話会を紹介してもらえないか 2)茅ケ崎養護の先生の出席をお願いできないかというお願いをしてきた。

7/7の午前中の社協の障碍者防災訓練は、車いす訓練が入るようだ。ただ教頭さんが、訓練のことをご存じないのは驚いた。私は当日は見学の立場を選んだが、私の片膝は2000年の交通事故で、立ち膝姿勢がとれないため、蘇生術の訓練が出来ないためだった。車いす補助や、ぎりぎりだが階段降下補助は可能だ。故・父の介護のおかげである。

この場で懇話会の紹介チラシを配布させてもらえないか頼むつもりだ。

教頭さんは少々面食らったようだ。それは一般向け講演会ではないこと(団体リーダーや、防災担当教員向け)と、安全避難集団行動訓練ではなく、避難後のサポーター喪失等の困難対策を語る事など話題の違いのことだ。現場経験交流という話題の取り方が予想外だったからのようだった。避難所運営を行う特別支援校の立ち位置、在宅避難者へのアクセスを積極化する必要の予感があったのではないかと思う。果たして力量がそこまで残されているかという問いが生まれるからでもある。

ゲストと企画・日程が決まり、今までの懇話会の様子がわかる資料を添えたうえで、出席要請書の提出を行うことを求められた。重いかなあと考えつつ、また信用調査の初めからのやり直しだと、無念を飲み込みつつ、急ぎビッグイシュー販売員さんの横浜まで移動した。懇話会の初回をいれて数回は養護の教員の方の出席があり、休日出席の場面以降、参加が途切れた経過がある。だから振出からのやり直しは、人事異動で対話の蓄積が白紙にかえる、行政交渉の虚しさと同等のものがあるのだ。

今日は年金支給日である。そのせいか、駅前は恒例の方が目立った。横浜の販売員さんとの受け渡しをすませ、母の趣味のサークルに母を迎えにバス停まで降りて、確認電話をすると母はタクシーで帰宅したことがわかった。されば駅ビルで買い物をとエスカレーターに乗ったところ、高齢の女性の方が前方から降ってきた。今、バスの下車の際、高齢の男性が足を滑らせて、地面に転がり、乗客が救助したのを見たばかりだった。慌てて身体を90度曲げて堤防になり、受け止めて両脇を抱えた。足が上になり、パニックになっている女性を落ち着かせて救助した。母の介護が役に立っていた。高齢者が増えると、勢いよく通行人のすき間を駆け抜ける若者が脅威になる。駅北口では、杖をつきつつ長い傘を広げると、買い物荷物が拾えないで癇癪を起している高齢男性が、がなり声をあげていた。年配女性が荷物を持って誘導していったが、わずか10分で3件もの突発事件を味わうとは思わなかった。

しかし、家に戻ると焦げ臭い。急ぎヤカンの空炊きを止めて、昼間が終わって行った。老いていくことは、ただ事ではない。困ったことに、母のバッグからは、ふたつの携帯がでてきた。どなたかの携帯を持ってきてしまったのだ。それはタクシーの忘れ物と分かり、道路に出て同社のタクシーに戻す騒動が起きた。母はタクシー会社の管理が悪いと息巻いているが、同調できなかった。何が起きても不思議ではないのだ。

夜間傾聴:珍しく>3人

(校正1回目済み)

コメント
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