湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

3/6 火曜災害ミニカフェ中止となり/ハートナットTV「東日本大震災から7年『石巻・孤立する人たちを見捨てない』」より

2018-03-07 06:25:05 | 地震津波災害ボランティア
2018/03/06 記
--------------
「火曜災害ミニ・カフェ」(第94回)が、また流された。母親の昼食時、母が起きてこない。食べさせて出発するがあと20分。タクシーを呼んだ。
1600円が飛んだ。サポセンに到着すると、部屋が育児に使われている。オープンスペースは、音が出るものは禁止だ。ビッグイシュー誌のサポセン買い取り分の領収証を書きながら、保育の終了を願うが終了の気配もない。中止である。思案の末、3/20の会合に番組を2段構えに入れ込む苦肉の策となった。会の中止と3/20への合流の掲示を書きつつ虚しさをかみ殺している。今回は発災時の津波の河川遡上の話だった。大事なことは途絶えさせてはいけない。次回3/20が中止に追い込まれないことを祈るだけだ。

「ハートネットTV 東日本大震災から7年「石巻・孤立する人たちを見捨てない」(ETV30分)を見た。阪神淡路大震災の被災者の仮設・復興住宅の被災者の心身のサポートを一作年亡くなるまで続けておられた故・黒田裕子さんが懇話会で語ってくれた寒々とした光景は、東日本大震災にも当てはまる。高層団地型の復興住宅は、隣人との交流を疎遠にする。地域交流活動を支えてきた主導者は年老い、活動を支えられなくなり、被災単身者、高齢夫婦が再び孤立の泥沼に引き込まれていく。20年余を経ても、孤立死は止まらない。長期サポートの必要性は、阪神淡路大震災が実証しているにも関わらず、7年目の、ここ石巻でも家族を失った単身者の方の厳しい孤立状況は一向に減らない。

番組では「石巻からだと心のサポートステーション」の専門職のところ(からころステーション)に、通う単身被災者の方が軽いつながりを求めてやってくる。問題は行政からの維持費が打ち切られないかということであり、一般の方の忘却と無関心である。阪神淡路の轍を踏むなと願いながらも、災害弱者支援活動の長期戦に備えるノウハウを交流させていく必要を痛切に感じている。

---------

被災猫シロの目撃情報が入った。愛猫家のご近所さんが、我が家から数百m離れたお宅の畑を横断するところを見たという。首に赤い毛糸のわっかをつけていることを知っていたから間違いないだろう。生きていた。それだけでもホッとした。不妊手術をしてあるので妊娠はしない。しかし、戻ってこないことが実は情けない。

---------

以前、寒川のある講演会の質疑応答の際、手帳を持っていない発達障碍のご家族の件で、コメントを求められた。「転居」と私は言った。私を指名した講師が困った顔をされていたが、手帳を持っている方は特別支援校や障碍者就労支援施設などの方の場合、障碍者団体は全国ネットがあるので一見大丈夫のように見える。インターネットが普及している現在、旧友家族と繋がり続けることもできる。ところが「不登校・引きこもり」の方では少し様子が違う。この方たちには高率で軽度発達障碍の方がいるが、いわゆる転校生の孤立は、意外なほどに理解されていない
。転居先の地域に支援団体が無く、行政に頼る以外なくても、大きなストレス状況が親子間にも表れる。結局、引きこもり当事者の困難は支援から抜け落ちる例が多いのだ。手帳を持っていない方の支援は、指の間から抜け落ちていく。

災害のときもそうだし、転居の際の転校生の孤立などどうしてこうも普通の壁が一枚岩のようなのだろう。出会いの多様性がない。路肩にはじき出されるように孤立の淵に立たされていく。

-----------

母が風呂に入ると言い出した。体調が心配だったが、言い出したら聞かない人なので、入り口で見張っていた。案の定、めまいを起こして、寝床まで誘導することになった。全身を拭く大型のタオルを用意してあるので、ざっと身体を拭き、衣類はベッド上で着せる。休ませていたため、夕食は22時をまわってしまった。介護は力技の面がある。命を十全に全うさせるために介護があるのだとしたら、高齢者サポートは難儀なことだ。営みの価値をどう上げていくか、そんなことを考えながら食器を洗っていた。石頭だろうか。

夜間は、確定申告書類の整理と、子どもの貧困・被災者の孤立防止に出てくる「食事会」について、思案メモを取った。

夜間傾聴:ひとり

(校正1回目済み)

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする