湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

4/23 火曜災害ミニカフェ5月の予定作り

2017-04-24 05:47:55 | 地震津波災害ボランティア

2017/04/23 記
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「火曜災害ミニカフェ」の5月分の企画作りをしている最中、直接直接「災害」には関係ないが、はずしきれなかったいい番組がある。

●「ハートネットTV『障害者殺傷事件から半年~次郎は"次郎"という仕事をしている』」(2017/03)

だ。重度知的障がいを持つ「次郎」君の日常の、近所の買い物の様子のルポが紹介されている。店に向かう途中、ご近所さんと出会うと自分から屈託のない挨拶をする。店に着くと手馴れた段取りで支払いを済ませて帰宅する。次郎との出会いは、始めの頃はとまどったが、いまはそのようなことはないと笑顔でご近所さんが口をそろえて語る。

私はダウン症の子たちもそうだが、社会性のある方の様子をみると、うらやましくなる。自閉症スペクトラムや鬱病・統合失調症の方との出会いを仕事にしてきたからだが、次郎君のルポを見ていると、社会参加のエトスをみるようで、いつの間にか私も気持ちがよくなっていることに気づく。

就労支援ということを賃金を得ることによって、生活を買うという経済学的な「労働」に就くという雇用を前提にした形態に、ついつい狭義に考えてしまうのだが、いつの間にか、この「雇用」という形態が前提条件になっている自分に気づく。自営や家事労働・ボランティアがそこから逸脱しているのが明らかなのに、雇用されていないことを不幸と感じていることは、やはり偏狭だ。社会参加という眼差しを感覚的にも取り戻してくれるから、気持ちがいいのだ。そう思った。再放送してくれるといいのだが。

5月は、5/9と5/23の14時から、茅ヶ崎サポセンにてとして、

5/9(火)14時~
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●ハートネットTV熊本地震から一年(1)「災害関連死170人なぜ…」ETV30分
●ハートネットTV熊本地震から一年(2)「犠牲者をこれ以上出さないために…」


5/23(火)14時~
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●NHKスペシャル東日本大震災「仮設6年は問いかける~巨大地震に備えるために~」
●NHKスペシャル東日本大震災「それでも生きようとした 原発事故から5年」

だ。自営農業を再建しようとしていた笑顔の若夫婦が、翌年心中に至る厳しい現実が胸に迫ります。

今回は、ここまで。


夜間傾聴;開店休業

(校正1回目済み)

 

コメント
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