湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

一人遣い文楽を見に「ひらつか民俗芸能まつり」に行ってきました

2004-11-15 05:05:40 | 不登校
 土日と本業がからみ、レポートが遅れていました。

 昨日は平塚の中央公民館で行われた「ひらつか民俗芸能まつり」に行ってきました。11/28にお願いする県立高浜高校文楽部の演技や舞台準備の調整確認を兼ねて行ったのですが、観客は高齢者ばかり。僕が目立たない。(笑)

 しかしこれは「文楽」という演目によるものだとは単純に言えないのです。平塚の駅前繁華街を歩いていて背筋が寒くなりました。大型店すらシャッターが閉まっていて、通行人が平日より少なく高齢者ばかりなのです。不況を肌身に感じます。関西などではプロの文楽を小学校に持ち込んで受けていますし、行事の演出が悪いのだと思います。

 照明の方法や、大道具の設置の具合などチェック。しかしうまいものです。大まかな話の筋書きを事前にナレーションで入れて始めれば、小学生でも意味が通じると思います。文楽表現の決まりごとなども「傾城阿波之鳴門」には含まれていますし、そこをピックアップして話し合っても面白いと思います。

 帰りに茅ヶ崎のサポセンに立ち寄って、チラシを1000部追加刷り。これを今日、まずは今宿から配布します。「茅ヶ崎看護福祉専門学校」(今宿)にもお邪魔してきます。寒川へ出てポスターの件を依頼し、文教大へ。帰りに甘沼で配布。こんな予定です。

 モアフィールドの担当者の方が参入。徐々に雰囲気が出てきました。月曜日は茅ヶ崎・寒川・藤沢で市(町)の広報が出ます。そこに載りますのでご覧下さい。
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自習教材リンク集に《地震と防災について考えよう》を載せました

2004-11-15 04:21:58 | フリースクール
--- 今回は以下の教材リンクの解説です。

●自習教材リンク集《地震と防災について考えよう》

 今回は「地震」をテーマに取上げた。5年前に中高生のオンライン自由選択ゼミをやった。その結果をもとに2年前に改めてリンクをまとめてみた。それを今回はリンク切れを修正したのみで載せている。このリンクを書くに当たって、4つ準備に困ったことがあった。ひとつは地震についての地学的な解説サイトが案外ないというか、今回の「地震学入門」サイトが内容を簡潔にまとめているので、なおさらに中途半端に見えたり、専門的過ぎて使えなかったりで、結局は各県教育センターをまわって、補間資料を探して挫折ということになってしまった。特に活断層分布と過去の地震経歴資料は、図はあってもよい解説に恵まれなかった。

 今回は別の視点からも探ってみた。「液状化」と「建造物と耐震強度」の話だ。前者は現場画像はあるがわかりにくく現象の解説もいまいちだった。後者は建築士の診断資格が関係するためか、中高生にも通じる話が見当たらなかった。今、べつに災害パニックについての工学的な話と心理学的な話を集めているので、内容は全く違うがまた「地震」のテーマをたてた中で、改めて語って見ようかと思っている。「液状化現象」「建造物と耐震強度」の両者ともシュミレーションをたてやすく、個人の実験考察の余地を開くものだけに、サイト検索を粘ってみたい。

 2つめは、日本史と結ぶ解説だ。天災はひとの歴史に大きな影響を与えてきた。災害歴史学の通史サイトがないかと探ってみた。ところが地震にしぼったサイトは見当たらなかった。火山噴火・台風・日照り・虫害飢饉なかには大火災・伝染病なども「災害」として含んでしまうのだ。これには困った。結局、歴史の専門機関のサイトではない消防防災課のサイトから煩雑にならない程度の通史を拾い出した。勿論これにも地震以外の話が混じっている。

 3つめは、海外の地震災害情報の日本語サイトが少ない事だ。東大地震研のリンク以外では、新聞社マスコミ関係になってしまい、資料の長期閲覧が保障されないために、対象サイトが中途半端になっている。そんな関係からadrcを取り上げた。

 4つめは、被災対策の経験議論を拾いきれなかったことだ。関東大震災規模の地震が起きたとき、どの様な困難が起きどうしたらよいのか。また、情報機器をどう活かしうるかというような議論は、中高生にも参加出来るだろう。その辺の刺激剤となるようなサイトに出会うことができなかった。

 災害については、独学支援リンクとは別に、中高生向けの災害リンク作りを考えているので、以上の4点はもう少し対策を考えていこうと思っている。これは新潟中越地震災害を軸に編集してみるつもりだ。

 今回は「地震のイメージ作り」「地震とはどういう自然現象か社会現象か」という概略的な「なぞり」を行った。続編は、読者の「関わり」を媒介して上記4点を超えるという難題を抱えている。
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