真実の扉

「何もしないことをする時」「何も考えないことをする時」・・本当の自分の扉が開く

自分の闇から逃げない

2006年01月30日 23時05分05秒 | メッセージ

1/27に書いた食糧危機の現実は、なかなかすべての人が認識するまでには行かないようです。
でも意識に変化が出てきているものもあります。
たとえば
「会社は誰のものか?」という問いに、以前は当たり前のように「株主のもの」という答えが返っていたものが、ライブドアの事件から多少変わってきたように思います。
元々「働く」とは、『他楽』、つまり他(ハタ)を楽にすることであり、自分の利益のためではないのです。
愛はエネルギーであり、エネルギーは循環します。
だから愛のエネルギーも他の為に使うと自分に返ってきます。
エネルギーはgive and take ではなくて give and give で正しく世の中を回るのです。
エネルギーは循環することで効率よく動き、これを自分の中だけに留めてしまうことで腐敗します。
霊的にはこのような方向性に進む富は、よい方向に進み続けるということはないでしょう。

最近気になるのはエネルギーとしての富・お金の使われ方です。
ライブドアもそうですが、富の集中というのは欲の体現ですから、経済破局の前触れのように思えてなりません。
最近よく言われる〝勝ち組負け組み〟というような、負け組みを落伍者のように見るな言い方は、愛の基本の「一体」とは程遠いものです。
競争をもとに社会が運営されている限り、必ず負け組みを作ることとなります。
自分たちは競争に勝ったんだから富を独占できて当たり前という考え方があります。
裏に潜んでいる意識というものは自分が(我)、自分がという我(が)であり欲です。
特にアメリカと中国の貧富の差は異常です。

アメリカの貧富の差は国会などでも小泉首相はアメリカ追随し、貧富の差を日本にも作りだしているなどと言われるほど有名になってきました。

そしてそれに輪をかけているのが中国です。
アメリカは人口の1%がこの国の総資産の半分を占めているのですが、中国は人口の0.5%以下の人で中国全体の資産の60%だそうです(週刊文春1/19)。
さらにその70%以上の富が資産額5千億円を超える家庭に集中しているのだそうです。
この家庭が全体の何%かは示されていませんでしたが、普通じゃありません。
しかしそもそも、この国は富を公平に分配しようという共産国ですよ。

それで米中どちらが心配かというと、アメリカです。
アメリカ経済が破綻したら世界に与える影響は計り知れません。

アメリカは現在、911で落ち込んだ景気を住宅の好景気で繕ってきました。
しかしこれが今、日本のバブル崩壊直前と同じで大変なことになっています。
ニューヨークなどでは少し前まで60万ドルだった家が80万-90万ドルぐらいまで上がって、庶民には買えないようになっています。
しかしこれも日本のときと同じで、多くの人々が、まだまだ値上がりすると思っていて、無理して家を買っている状態です。
それに石油価格の高騰が拍車をかけています。
いまアメリカ国民がどんどん借金してお金を回転させて、日本や中国から輸入した商品を買いあさっているので日本の景気は維持され、中国はさらに好景気を邁進しています。
それが解けてしまう可能性が高まっています。
借金にも必ず限界があるのは当然のことです。
日本はトヨタやホンダの車が売れてGMとフォードをヤッツケている、などと言っている場合ではないのです。
自分だけのことを考えて全体の利益を考えなければとんでもないことが起きてきます。
特に
アメリカはいろいろと悪いことを積み重ねてきているのでカルマも大きく、その反動が心配です。


以下のメッセージは昨日の続きです・・・
今日はカルマについても触れています。

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闇に負けるということは
闇を自分と分けているからだ
自分の中の闇を認め
闇を見詰めて自分の闇と対面しなければ自分は変わらない
自分が変わらなければ
いつまでもあなたは自分の闇を現実化する人生をこれからも永遠に送らなければならない
闇をあなたから切り離すことは出来ないことを知らなければならない

闇は光に変えることのみで
あなたは闇と決別することが可能となる
闇を切るのてはなく闇を光に変えるのだ

けっしてあなたはあなたの闇から逃れることは出来ない
それを為すのは宗教でも財でもない
あなたの勇気だ あなたの光だ
だから闇に背を向けてはいけない

光あるところに闇が訪れていることを知りなさい
闇は光が閉ざされたときに現れる幻想であり
闇は光がなければ存在できないものなのだ
闇は闇それ自体で存在することはできない
光り輝くあなただからこそ闇を持っていることを知りなさい

あなたは闇を自ら背負ったことを忘れている
あなたの闇はあなたを光へと導くことを忘れている
闇と自分を分けてはいけない

あなたがあなたの闇の存在を認め
正しく闇と対面するとき
あなたは他人をも別けずに受け入れることができる
また自他を別けないとき
自分の光を通じて他人をも光へと導くことができる
お互いが受け入れ合えばお互いの闇を「糧」にして成長の速度を増すことができる。

「自分が撒いた種は自分で駆らねばならない」 という法則も変えることができる
あくまで自分をどう、自分自身が定義づけているかによる
自分を狭い自分と定めていれば
自分が撒いた種しか自分は刈ることができない
しかしお互いが、自分を広い自分と定めていれば
人のカルマにも大いに関与することができる

自分を狭い自分と定めて
自分勝手に生き続ければ
お互いの協調性は生まれず
ひとり寂しく限りなく生まれ変わりを続け
遅々としたカルマの償還を為さねばならないだろう

しかしすべてを自分と受け入れ
自他を一体にできる愛を身につけていれば
カルマは共同創造として共有されるということもできる

自己犠牲を為す者と
その犠牲から恩恵を受ける者との関係は「意識の統合」と「感謝」だ
意識の統合無き者と感謝無き者の間で為される犠牲は〝情け〟である

(ライブドアに関して)
大きな組織や集団の中心で誤った道を指し示したものは大きな罪を負う
人を間違った方向に導くことは人にとっての最大の罪だからだ
しかし彼を非難することは簡単だが 賢いことではない

単にあなたには彼がもっている頭脳とエネルギーがないだけなのかもしれない
「株」で大儲けを企んでいる多くの人たちがいる
彼ほどの裁量があれば皆 同じことをしていたかもしれないのだ

宇宙の法則に意識を向けよ
繊細であれ
常に意識は光の下にあれ

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2 コメント

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共感 (ふるさん)
2006-02-01 11:51:44
とびらさん 最近またエネルギーが沸いてこられているようでうれしいです。



世界的に富の集中が加速していますね。



お金が第一であるというある種の宗教が持てるものも持たざるものも憑依されていて(すべて自分達がまいた種ですが、)来るところまで来たという感じです。



ライブドアや耐震偽装のような大きな問題が出ますとみんな注目しますが、自分達の発したエネルギーの結果だとは思わないところが問題ですね。



カルマは今、大きく噴き出していて皆で考える絶好の機会なのですが。



私自身も個人的にもカルマの膿だしを強く感じており、体験させられています。



闇としっかり向き合うことは、現実をしっかり受け止めることだと認識していますが、光(愛や感謝)に変えることというのは、現実の中で常に苦闘することでもあります。

あまり頭で考えることではなく体で感じ行動して行きたいと思います。



いつもありがとうございます。
ふるさんへ (とびら)
2006-02-02 05:55:20
ふるさんお久しぶりです。

昨年の夏ぐらいからいろいろとありまして、

なかなかUPできませんでした。

以前のようにとはいきませんが、

思いついたことは出来るだけ時間を作って書いていくつもりです。



>光(愛や感謝)に変えることというのは、現実の中で常に苦闘することでもあります。



まったくですね、でもそれしか愛を深めて自分の意識を進化ささせて行くということはなかなか難しいことですからね。

でも、何でも自分の進化の為に起きていて、すべては克服できるという前提で起きているのも事実だと思います。

ですので、自分に自信を持って、いかに前向きな想いをもって物事に当たるかで、意識面で光を取り組みながらエネルギッシュに進めるか、あねいは暗雲の中で落ち込んでいるかが決まってしまうようです。

これも理屈じゃなくて、実行して失敗して、また落ち込んで、の繰り返しの中で、克服が重なってきて自信につながっていくわけで、けっして甘いものではないのでね。

そういう意味で最近、「継続は力」ということを常に感じています。

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