男子サッカーの3位決定戦の後、韓国選手が竹島は韓国の領土だと記したプラカードを掲げてグラウンドを走り回ったことが問題になっていますね。
くだんの選手はオリンピック委員会の要請によりメダル授与式を欠席、銅メダルを一人だけ授与されていないそうです。
9月中旬にはFIFAおよびIOCが正式な処分を下すとか。
オリンピック憲章では政治的な活動は厳禁されており、それに抵触したということのようです。
しかし何をとち狂ったのか、韓国オリンピック委員会は、日本オリンピック委員会に謝罪のメールを送ってきたことが報道されました。
なんと言う勘違い。
日本オリンピック委員会はこの問題について沈黙を守っており、第一2国間の問題ではなく、オリンピック憲章に違反した、ルール無視の行動が問題視されているのであって、政治的主張の中身は問題にされていません。
それなのに日韓間の問題であるかのように振舞う韓国オリンピック委員会の気が知れません。
でも多分、韓国人選手のあの行動は、日本を利することになったように思います。
まず、韓国政府の立場は、日韓間に領土問題は存在しないというものなのに、自ら問題が存在するかのように振舞い、それによって竹島の領有権の問題など全く知らなかったであろう世界の人々が、これを領土問題として知ってしまったこと。
次に、韓国人は世界のルールよりも自国民の感情を優先する極めて冷静さを欠いた人々だと世界に印象付けてしまったこと。
おそらくあの韓国人選手は勝利の興奮のなか、さしたる意味も考えずにああいう行動にでたのでしょう。
それは軽率でした。
しかし問題は、その後の韓国世論にあります。
86%もの韓国人があのルール違反の行動を支持し、彼は本国では反日英雄扱いです。
感情的には自国の主張をした人物を支持したい気持ちもわからないではないですが、ルール違反は明確です。
世界のルールに従わなければ、いずれ韓国は世界の孤児となってしまうでしょう。
でも不思議ですね。
私の職場には何人も韓国から来た学者や学者の卵がいますが、彼らは一様に紳士的で礼儀正しいのですよねぇ。
そもそも領土問題は多くの国が抱えており、とくにパレスチナ問題は何度も戦争にいたっています。
そういうことには目をつぶって、お互いスポーツで切磋琢磨しようというのがオリンピックであったはず。
韓国人選手のような行動を世界中の国々が取り始めたら、収拾がつかなくなります。
どういう処分がくだっても、日本のせいだ、と喚き散らすんでしょうが、そういう子どもじみた態度を取り続けるのは韓国にとって損失だと思いますがねぇ。
今年は亡父の新盆。
今日は休暇をとって実家である日蓮宗のお寺にお参りに行ってきました。
多くの参拝客が訪れる8月13日、忙しいなかで、母と少し会話してきました。
新住職たる兄は檀家のお経周りで留守。
11月には大規模な亡父の本葬が控え、まだ実家には亡父の気配が濃厚に漂っていました。
亡父の死から5ヶ月で14キロ落ち、母からは痩せてちょうど良い感じになったが、これ以上痩せないほうが良い、と言われました。
そんなことは分かっているのですが、無理に飯を食えば吐いてしまうので、少量でも三食欠かさぬことを心がける他ありません。
どんなしんどいことが起きようと、生きている限り人生は続きます。
自ら命を絶ってしまう人もいますが、放っておいてもいずれは死ぬ命、自ら縮めるつもりはありません。
ある程度生きていれば、肉親や友人など、近しい人の死に目に会うことは避けられません。
長生きすればするほど、そういう機会は増えるでしょう。
お釈迦様は幼いわが子を亡くした母親に子どもを生き返らせてくれと懇願され、村の中から50年間1人の死者も出していない家を見つけ出せば生き返らせよう、と約束します。
しかしどの家を訪ねても、50年間葬儀を出していないという返事は返ってきません。
それによって若い母親は、死は必至の運命であり、わが子といえどもその冷厳な事実の前には、諦めざるを得ないと気付くわけです。
私はこの五ヶ月、人の死ということを常に意識してきたように思います。
人の死を考え続けることが、父が最後に私に課した宿題のような気がしてなりません。
それは誰にとっても苛烈な課題であることでしょう。
しかし死と言う不明の事態そのものがあまりに苛烈である以上、その苛烈から目を背けることはできません。
私自身がその不明な事態に捕われてしまう瞬間まで、その宿題は続くのです。
昨夜は「インキーパーズ」を鑑賞しました。
意味するところは宿の管理人といった感じでしょうか。
あと数日で廃業する予定の小さな古いホテル。
オーナーは休暇を取って旅行に出かけ、中年男と若い女の2人だけでホテルを切り盛りしています。
客は数組だけ。
ホテルにはかつて首吊り自殺した女客の幽霊がでるという噂があります。
退屈しのぎに幽霊との接触を試みる2人。
最初コミカルな演出で、ホラー・コメディなのかと思わせますが、ラスト30分にいたって、加速度的に恐怖を演出していきます。
中盤までは退屈の一言です。
ただ、雰囲気は悪くありません。
昔の恐怖映画のイメージです。
これまで作られた古典的な恐怖映画へのオマージュ的作品なのかと感じました。
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うつ病は誰もが罹患する可能性があり、適切な治療によって治る病気だとされています。
心の風邪、とも。
しかし風邪のように一週間かそこらで治るものではありません。
服薬と休養で、短くても三カ月程度は治療が必要です。
そういう意味では、風邪というより複雑骨折と言うほうが近いでしょう。
また、治るというのも、風邪のようにきれいに治るわけでも、発病前の状態に戻るわけでもありません。
再発が極めて多いことから、再発しないように日頃から用心し、再発予防のために服薬を続け、ストレスを避け、傷ついてしまった精神を労わりながら、だましだましやっていくことに慣れた状態を治ったと呼んでいるだけです。
私のように、当初うつ病と診断されながら、後に躁状態が現れ、躁うつ病(双極性障害)に診断が変る人も少なくありません。
躁うつ病となると、統合失調症と並んで精神障害の二大疾病の一つで、これは治るということはありません。
症状が現れない期間を長くする(できれば死ぬまで)他ありません。
気分安定剤の服薬によって躁状態が現れないようにすることが最も重要になります。
うつ状態は気分が沈んで大人しくなりますから、本人は辛いですが周りに迷惑をかけることはあまりありません。
ところが躁状態になると自分が万能の神様になったような気分になり、多弁になったり、攻撃的になったりして、時には実際に暴力事件を起こしてしまうこともあります。
気が大きくなるから当然金遣いも荒くなり、北杜夫のような有名作家で金持ちのはずの人が、株に手を出して自己破産した例もあります。
私も躁状態の時は、睡眠薬を飲んでも全く眠くならず、一睡もせずにパソコンに向かって駄文を書き散らかし、天下の名作だと思いこんだり、馬鹿な物に浪費したりしました。
今思えば怖ろしい状態ですが、その時はクスリでもやったようなハイな状態で、最高に気分が良いのです。
病気というのはなんでもそうでしょうが、古傷が痛むというように、後遺症が残るものです。
それは治る病気と言われるうつ病も同じこと。
ぬか漬けのきゅうりが生の状態に戻ることはないのと同じことです。
そう思って、半ば諦めがつくまで、発病から8年を要しました。
人によって消化器系の病気を持っていたり、腎臓が悪かったり、心臓に疾患を抱えていたりします。
全くの健康体というのは一種の天才なのだろうと思います。
私はたまたま精神疾患だっただけのこと。
むしろ現代社会は精神疾患に対する表立った差別は無くなり、良い薬が次々と生まれる良い時代です。
この時代の精神障害者で良かったと、感謝しています。
昨日の診察でワイパックスがソラナックスに抗不安薬が変更になりましたが、今朝1錠飲んで、早くも効果を実感しています。
ソラナックスには抗不安効果だけでなく、抗うつ作用もあるとのことで、それをより強く感じています。
抗うつ剤のリフレックスが2錠から3錠に増えたことも大きいのかもしれません。
まだ一日目ですから、油断は禁物ですが、今回の薬の調整、うまく行くような気がします。
ここ数日の強い焦燥感や不安感、悲哀感が今日は感じられませんから。
とりあえず、良かった。
朝っぱらからホラーというよりダーク・ファンタジーというべき「ダーク・フェアリー」を鑑賞しました。
古い屋敷をリフォームすることが仕事のアレックス。
100年間使用されていなかった豪邸をリフォームして売りだそうと、屋敷に住みこんで仕事に打ち込みます。
アレックスは別れた妻から幼い娘、サリーを引き取り、恋人のキムと三人で屋敷に住み始めます。
サリーは持ち前の好奇心から、存在しないと思われていた地下室を発見します。
そこはかつての住人で高名な画家、ブラックウッドのアトリエのようでした。
ブラックウッドとその息子は、謎の失踪を遂げていたのです。
やがて、そのアトリエから、サリーを狙って小さいやつらが大挙して襲ってきます。
ちょうど鼠と人間の中間のような存在です。
彼らの好物は、子どもの歯だったのです。
で、サリーの訴えを一笑に付したアレックスのせいで、事態はみるみる悪化。
しかし小さいやつら、あんまり怖くありません。
魔的な力があるわけでもなく、光に弱いという弱点もあり、幼いサリーに殺害されるやつもいて、なんだか哀れです。
はるか古代から存在するダーク・フェアリーということになっていますが、そんなに生命力が強いようにも見えません。
結局サリーを取り逃がしてしまいますし。
これといって残酷シーンもなく、ダーク・ファンタジーと呼ぶには浪漫的な美しさもないし、どっちつかずの残念な作品になってしまいました。
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今日の夕方診察がありました。
診察が待ち遠しかったのは久しぶりです。
まずは今の窮状を話し、薬の調整をお願いしました。
先生はしばしうなってから、最近効果が感じられなくなってきた抗不安薬のワイパックスをやめ、ソラナックスにしようと提案しました。
ソラナックスは依存性が低く安全性が高く、ワイパックス同様の抗不安効果と、抗うつ効果を併せ持つ良い薬だそうです。
次に、減薬して一日朝一錠にまで減らしていたドグマチールを切り、代わりに寝る前2錠だった抗うつ薬のリフレックスを一日3錠に増やすことになりました。
気分安定剤のリーマスと睡眠薬のサイレースは変わらずです。
したがって、朝ソラナックス1錠、リーマス2錠
昼ソラナックス1錠
夕ソラナックス1錠、リーマス2錠
就寝前リフレックス3錠、サイレース1錠
となりました。
薬を大幅に変えたので、次の診察は一週間後。
これでどうにか持ち上がってくれれば良いのですが。
先生は、環境に原因がある場合、薬だけでは改善は難しいので職場環境を変える努力も必要だ、と言っていました。
でも下っ端の私には、なかなか難しいのですよねぇ。
薬で気分が楽になるだけでもうれしいと思います。
今日は晴れたと思ったら雷がなって土砂降りになったり、千葉市はおかしな天候です
そんな中、近所のシネコンに足を運びました。
観たのは「アナザー」。
学園ホラーらしく、観客は中高生のグループが中心でした。
まずは予告編をご覧ください。
26年前、ある中学の3年3組で少女が亡くなります。
その死を受け入られなかったクラス・メイトたちは、彼女の席に人形を置いて、まるで生きているかのように扱いました。
その翌年から、そのクラスでだけ、何人もが謎の死を遂げることになったのです。
それを防ぐため、一年間、くじで選ばれた生徒を、いない者として扱うことで、死の連鎖は断ち切られます。
理由はわかりません。
一年間、くじで選ばれた生徒を完全に無視できれば、安泰。
ところが、あるとき、転入生がやってきます。
転入生はミステリアスな感じのするいないはずの女生徒、メイに声をかけてしまいます。
その矢先、2人が事故死。
ルールを破ったがための死の連鎖の始まりを予感させます。
対応策として、転入生もいない者として扱い始めます。
いないはずの者同士、急速に仲良くなっていく転入生とメイ。
淡い恋模様までが描かれます。
やがて、1983年当時3年3組にいた生徒から、あのクラスには死者が紛れ込んでおり、それを死の世界へと返せば死の連鎖は断ち切られる、という情報を耳にする転入生とメイ。
しかし、まぎれこんだ死者とは誰なのか。
それを探し、死へと送り返す目的で、夏、クラス全員を集めた合宿が行われます。
誰が死者なのか、疑心暗鬼になるクラスメイト。
暴走する若い魂は、疑心暗鬼の末、バトルロワイヤルの様相を呈し始めます。
やがて明かされる紛れ込んだ死者の意外すぎる正体。
死者を死の国に送り返せば、ほぼ全員がその死者の記憶を失い、死体も消えてしまうため、事件になることはありません。
全編に渡って静かな演出で、恐怖のツボを心得ているな、と感じさせます。
絶叫シーンが無いのが良いですね。
名作と呼ぶにはパンチに欠けますが、まずは及第点の和製ホラー映画だったのではないかと思います。
男子サッカーの3位決定戦が今朝早朝行われました。
折りしも韓国の李明博大統領が竹島に上陸し、わが国は対抗措置として駐韓日本大使を帰国せしめた日。
残念ながら、またしてもスポーツのお祭りに政治色が持ち込まれてしまったのでした。
試合は2対0で韓国の勝利。
日本も得点のチャンスは何度かありましたが、相手の固い守りに阻まれました。
敵ながら天晴れという他はありません。
わが男子サッカーは捲土重来を期して、これから日々鍛錬に励むほかありません。
それにしても韓国大統領、このタイミングで竹島訪問はないでしょう。
そもそも竹島を実効支配しているのは韓国なんだし、国際常識に照らして、実効支配している側はあまり刺激的な行動をとらないものです。
そういう意味では、北方領土を訪問したメドベージェフロシア前大統領もだいぶとち狂ってましたね。
欧米諸国は今回のことを、「日本の政治は三流だが、韓国は四流」と揶揄しているとの報道を見かけました。
韓国大統領、政権末期の悪あがきですかねぇ。
それにしてもどうして歴代韓国大統領の末路は哀れなんでしょうねぇ。
暗殺される者、収賄などの罪で服役する者、盧武鉉前大統領にいたっては、不正献金疑惑をかけられ、自殺してしまいました。
同じ儒教を文化のバックボーンの一つにする日韓ですが、惻隠の情を重んじるわが国に対し、韓国には川に落ちた犬は打てということわざがあるそうです。
一度権力の座から落ちたなら、川に落ちた犬同様徹底的に打たれるというわけでしょうか。
いやな風習です。
今回の李大統領の竹島訪問で、わが国民の嫌韓感情はなおいっそう高まるでしょう。
米国を仲立ちとした軍事的同盟国でもあるわが国と韓国。
もはや恩讐を超えて大同につかなければならないと思うのですが。
昨日から気分の落ち込み、悲哀感などがひどく、職場にいても使い物にならないため、午後から年休をとって早退しました。
職場復帰から二年四カ月、最大のピンチを迎えているようです。
普段だったらよく効く抗不安薬のワイパックスも、ちっとも効いている感じがしません。
憂鬱感や悲哀感が薬を上回っている感じです。
明日は三週間ぶりの診察日。
薬を増やしてもらう他なさそうです。
せっかく減薬が順調に進んでいただけに、残念です。
日本の男性、特に若い男性にセックスを忌避する傾向が強まっているそうです。
その原因の一つに、アダルト・ヴィデオの隆盛があるとか。
日本のアダルト・ヴィデオは世界一とも言われる高品質ですが、その内容は男女のコミュニケーションを描くというよりも、男の妄想を映像化したもの。
彼女ができても、AV女優のような反応を見せないとか、AV女優のようなプレイに応じないという理由で、性的不一致に陥り、分かれてしまうカップルも多いやに聞き及びます。
はなはだしきに至っては、映像の裸体に見慣れ、生身の裸体を忌避し、性嫌悪症という症状を示すこともあるそうです。
欧米では、AVは独身で彼女がいない寂しい男が観るもので、彼女ができれば彼女とどういうプレイを楽しむかとことん話し合い、実践するため、AVがつまらなくなって観なくなるそうです。
一方わが国の男は彼女ができても結婚しても、それはそれということで、AV鑑賞を続ける者が多く、それがパートナーとの不和を生むこともあるとか。
日本でセックスレスが進行していることは何年も前から指摘されていますが、これをAVの興隆にからめて言及したのは、私が先日読んだコラムが初めてです。
日本男性のオスとしての能力が落ちてきているんでしょうかねぇ。
私も昔はよくAVを観ました。
でもあれ、基本的には同じようなことばかりなので、飽きちゃうんですよねぇ。
AVを観ても観なくても、精神障害に罹ってから、私のオスとしての能力は風前の灯火です。
それはそれで余計な煩悩が一つ減って、良いんですけどねぇ。
早朝4時に起きて女子サッカー決勝、日米対決を観戦しました。
試合内容は互角とみましたが、惜しくも2対1で敗れ、銀メダル。
敗れたとはいえ、堂々たる戦いぶりで、悔いは無いんじゃないでしょうか。
ワールドカップとオリンピックを連覇したチームは存在しないというだけあって、それは極めて困難なことなのでしょう。
男子サッカーの3位決定戦は韓国が相手だそうですね。
なんとなく嫌な感じです。
なにしろ日本が相手となると、感情的で狂気染みた行動に出る国ですからねぇ。
なでしこJAPANの選手たち、敗れてなお清々しい表情を浮かべていました。
やれるだけのことはやったし、女子サッカー初のメダルもとれたしで、まずはおめでたいことです。
私は運動のなかでも球技がとくに苦手なので、サッカーにしろ野球にしろ、球技が得意な人を見ると羨ましくてなりません。
まぁ、もっとも、こんな中年おやじが今さら球技など覚えたところで、何の利益もありませんが。
それはともかく、おめでとう、なでしこJAPAN。
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なんだか不安で仕方ないので、抗不安薬のワイパックスを規定の倍飲みました。
本当はいけないのですけどね。
おかげでゆるーく効いてきました。
心が落ち着いて、なんとかしのげそうです。
でもこんなことを繰り返していたら、薬物中毒になっちゃいますね。
とにかく出勤を続けるためには、無理をしなければなりません。
もう元気な頃の自分ではないですから。
生きていくためには生活の糧を得なければならず、そのためには無理をして働かなければなりません。
サラリーマンというのは因果な商売です。
仕事をすること=無理をすることであると言ってもよく、「無理しないで」なんてことを言う人がいますが、無理をしなければ仕事をこなすことができません。
そういえばサマージャンボ宝くじの当選番号が発表されたのですよね。
私は連番10枚、バラ10枚を購入しました。
まだチェックしていませんが、万が一、五億円あたったら、迷わず退職して、若隠居を楽しむつもりです。
文学、ホラー映画、美術鑑賞、散歩と、私はけっこう趣味を持っています。
これでスポーツも一つくらいやれば完璧なんですけどね。
若隠居しても、趣味や遊びで忙しく生きていくことができるだろうと考えています。
ま、とらぬ狸の皮算用、私の切ない願いがかなえられることはないであろうことはよく知ってはいるのです。
今日は調子が悪いようです。
変に気分が沈みます。
多分課内で業務分担の見直しを進めており、大幅に負荷が増えそうな感じで、それに対する予期恐怖なんじゃないかと思います。
事務処理能力が著しく落ちてきているのを実感する今日この頃、経験でカバーできる範囲を超える仕事を分担すれば、多分再発してしまうでしょう。
それは上司にも言ってあるのですが、課内の体制を考えればやむを得ないというのも分からないでもありません。
せっかく順調に仕事を続けているのに、また長期病気休暇なんてことになりたくありません。
やれやれ。
精神疾患というのはまことに厄介なもので、私がそれに苦しめられ、今も苦しんでいることはこのブログに繰り返し書きました。
このほど、長崎の爆心地から半径12キロ圏内に住み、被爆したか、あるいは被爆後の惨状を見たかした人々で肉体的には害が無かったとされる人々にアンケート調査を行ったそうです。
「いらいらして怒りっぽいか」「自分は役に立たないと考えたことはないか」といった質問への回答から、精神疾患の危険性が高い人は約75%に上ると判明。
原爆投下の5~15年後に同じ地域に移住してきた約280人では約40%だったそうです。
75%と40%では明らかに違いがあるといわざるを得ず、原爆投下から67年を経てなおこの数字ということは、被爆者たちが長い戦後をいかに苦闘して生きてきたか分かろうというものです。
私の母親は長崎市の出身で、4歳のときに被爆しています。
巨大な真っ黒い雨を浴びた話は、子どもの頃聞かされました。
幸い放射能には強い体質だったのか、72歳の今日、いたって健康です。
しかし、家族や友人はもちろん、本人さえ気づいていない原爆による精神的影響が今もなお残っているのだとしたら、とてつもなく怖ろしいことです。
人間の精神というもの、よほど脆弱に出来ているようです。
最近は職場でもメンタル・ヘルスということの重要性が叫ばれ、表向き精神障害者への差別は減ってきたように見えます。
しかしひとたび精神障害者が凶悪事件でも起こそうものなら、その差別意識は一気に噴出するでしょう。
私はリワーク・プログラムや自助グループで、うつ病、躁うつ病、統合失調症、社会不安障害など、多くの精神障害者と知り合いになりました。
そのほとんどは、まっとうに生きようともがいている善良な人々でした。
強制入院させられて何年も精神病院で過ごしているような知り合いはいませんので、差し引いて考えなければならないのかもしれませんが、精神障害者は概ね善良な心の持ち主です。
むしろその善良さゆえに、ストレスに弱かったりして、精神を病んでしまったと言っても良いかもしれません。
今は普通に働けている私も、24時間のうち22時間くらい眠って過ごしていた時期があります。
それでご飯だけはしっかり食っていたのですから、太る道理です。
精神障害発症後、20キロ太りましたもんねぇ。
どこまでいくんだろうと思っていたら、父が亡くなり、その精神的ショックなのか、5ヶ月で13キロ痩せました。
今度はどこまで痩せるんだろうと怖ろしいような気分です。
原爆投下から67年を経てなお普通に暮らしている被爆者に精神的な後遺症が見られるとは驚きです。
結局自分を守るのは自分しかいません。
自ら声を挙げなければ、誰もがおのれ可愛さで係わり合いになろうとはしません。
他人のことは放っておいて、わが身大事で生きなければ、命の危険にさらされます。
毎年3万人以上の自殺者がでますが、きっと死の直前は精神障害のような状態になっているのだと思います。
会社がストレスなら休むなり辞めるなりすれば良いのです。
学校がストレスなら休学すれば良いのです。
家庭がストレスなら別居すれば良いのです。
どうでも良いような責任感にとらわれて追い詰められ、死を思う気持ちは痛いほど理解できますが、生還してみて、なんだか働くということに白けちゃいました。
もしまた過重な仕事の負荷がかかったら、とっとと逃げ出そうと考えています。