ブログ うつと酒と小説な日々

躁うつ病に悩み、酒を飲みながらも、小説を読み、書く、おじさんの日記

歴史

2014年07月17日 | 思想・学問

 わが国を貶めようとして、中だの韓だのが虚実取り交ぜてわが国の歴史を真っ黒に塗りつぶして世界に喧伝し、その浅ましい姿にかえって世界は中だの韓だのをあざ笑い、世界はますますわが国を信頼し、このたびわが国は好感度ランキングで見事世界一に輝きました。

 中だの韓だののおかげでしょう。
 深く感謝します。

 中だの韓だのが地団駄踏む姿が目に浮かぶようです。

 よしなしごとはさておき。

 はるか古代は知りませんが、少なくとも文献が残っている時代以降、現代にいたるまで、よくもここまでと思うほど、人は殺し合いを続けています。

 利益も求めて、あるいは宗教的正義を求めて。

 切ないのは、最高権力を握った者も、必ず亡くなり、死後の一族のことを心配していることですね。

 秀吉は秀頼の将来を心配し、おのれがしてきたことを思えばほとんど無意味と思えるような誓紙を五大老に書かせたりしています。

 何も最高権力者に限らなくても、功なり名を遂げた人も、路上で野垂れ死んだひとも、死の前に平等です。

 日本も中国も韓国も、その他の国々も、地球の命が永遠ではない以上、人類滅亡という必ず訪れる死の前に平等です。

 歴史を知るということは、人間がいかに愚かで、強欲かを知ることと言えるかもしれません。
 さらに言えば、常ならぬ世の法則を思えば、愚かな欲望を満たさんと権謀術数を巡らせ、果てには殺し合いに及ぶことが、いかにも空しいこかを知ることにもなりましょう。

 しかし歴史のなかには、世の無常を知り、おのれの精神と向き合った優れた思想家や、この世ならぬ美だけを追い求めた芸術家、さらにはおのれを捨てて世直しを目指し行動を起こした人など、立派な人も存在し、それこそが人類の希望と言えるでしょう。

 しかし私は、歴史の中に埋没していった善良な庶民がどんな思いを抱き、どんな生活をしていたのかに関心があります。

 サラリーマンと言えば、現代の水呑百姓みたいな、社会の最底辺を支える人々で、私もまたその一員ですから。

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