ブログ うつと酒と小説な日々

躁うつ病に悩み、酒を飲みながらも、小説を読み、書く、おじさんの日記

さる高貴なご一家の跡取り

2012年04月23日 | 文学

 今日、私が勤める研究機関に、さる高貴なご一家の跡取りが最新の研究成果をご視察におみえになりました。
 私が勤める研究機関には、さる高貴なご一家の跡取りが年に2回くらい、ご当主夫妻が数年に1回訪問されます。
 跡取りの奥様は何年も精神を病んでいて、いつも1人でいらっしゃいます。
 寂しいですね。
 ご当主夫妻は仲良く2人でお出ましになります。

 いつも思うのですが、なんでここまで、というくらい、警備が厳重です。
 そこいら中に千葉県警と皇宮警察のおまわりさんたちがいかつい顔で立っており、研究所内のマンホールやダクトは事前に安全を確認してから封印します。

 我々日本人は、この高貴なご一家を大事にすること過剰に過ぎるように思います。
 しかも分刻みのスケジュールで、下手にご下問もできないような雰囲気です。
 時間が押しちゃいますから。
 なんだか可哀そうになっちゃいます。
 しかも視察の間、宮内庁やら皇宮警察やら研究所の偉い人やら、大名行列のようのじょろじょろ付いてまわって、なんだか滑稽です。

 今日は10時40分から15時23分まで長時間ご滞在。
 昼食は近くのホテルに頼んで用意してもらいます。

 開かれた皇室という古臭い議論に私は与しませんが、もう少し、人間らしい自由な雰囲気を味わってもらいたいと思っています。

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