カンボジア国籍を取得し、カンボジア代表としてロンドン・オリンピックにマラソン選手として出場することが内定していた猫ひろし。
このたび国際オリンピック委員会は、猫ひろしは出場要件を満たしていないとして、オリンピック出場を認めない、との判断を下しました。
残念。
しかしまあ、常識的に考えてみれば、日本代表に選ばれるような記録は持っておらず、ロンドン五輪が近づいてから突如としてカンボジアという代表に選ばれそうな国の国籍を取るというのは、なんとなく不公平な感じがしますし、あっちでもこっちでもそんなことを始めれば、国を代表して戦う大運動会が、その意味を失ってしまいます。
現に中東の産油国などのお金持ち国家は、他国の有望な選手に自国の国籍を取らせ、オリンピックに出場させてメダルを獲得したりしています。
しかもその同じ選手が、次のオリンピックでは別の産油国の代表になってまたメダルを取った例もあります。
まるでプロスポーツ選手ですね。
違法ではないにしても、健全な常識に照らして疑義を持たれるような行為は慎むのが、オリンピックの精神でしょう。
猫ひろしには気の毒ですが、健全な常識に合致しない行為だったのでしょうね。
で、次に興味があるのは、果たして猫ひろしは再び日本国籍にもどろとするのか、ということです。
そんなにころころ国籍を変えられては国家といものの存在意義がなくなってしまいますから、わが国の法務省も簡単には認めないでしょう。
猫ひろしには、カンボジアに骨を埋める覚悟で、堂々たるカンボジア人として次だか次の次だかのオリンピックを目指してほしいと思います。
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