ブログ うつと酒と小説な日々

躁うつ病に悩み、酒を飲みながらも、小説を読み、書く、おじさんの日記

一日出勤

2022年09月03日 | 精神障害

  9月最初の土曜日。
 コロナでお出かけしない休日をどれだけ過ごしてきたでしょうか。
 お出かけと言ったら、買い物か病院通いくらい。
 体重は測っていませんが、だいぶ増えたような気がします。
 ベルトがきつくなってきましたから。
 コロナ太りでしょうか。

 今日は数少ないお出かけ。
 精神科への通院です。
 車で15分くらいでしょうか。

 精神科医は職場復帰後12年間再発せず、仕事に通っていることをもって、稀に見るサクセスストーリーと褒めてくれます。
 再発の多い病気ですから、主治医の患者も多くが復帰しても長くは持たないんでしょうね。
 それは有難いことですが、大量の精神病薬のせいか、毎日霞がかかったような、ぼんやりとした頭で、必死のお仕事生活をおくっています。

 精神科医は、どんな状態でも毎日出勤出来ていることをもって、奇跡的なことだと感嘆してくれます。
 しかし、精神病患者はデイケアなど、プールのような場所では泳げても、荒波の海で泳ぐことは至難の業です。
 よくも12年間も荒波にもまれて泳ぎ続けてきたものです。
 先のことを考えると暗澹たる気持ちになりますが、今日一日だけは出勤する、という一日出勤の積み重ねの結果が、ここまで泳ぎ続けてこられた理由。

 よく断酒会の人が言う1日断酒と同じですね。
 明日は呑むかもしれないけど、今日は絶対呑まない、という。

 私もまた、明日は休むかもしれないけど今日だけは出勤するという気持ちを強く持って、これからも日々を生き続けていきたいと思っています。

 


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