ブログ うつと酒と小説な日々

躁うつ病に悩み、酒を飲みながらも、小説を読み、書く、おじさんの日記

ルール違反

2012年08月14日 | 社会・政治

 男子サッカーの3位決定戦の後、韓国選手が竹島は韓国の領土だと記したプラカードを掲げてグラウンドを走り回ったことが問題になっていますね。
 くだんの選手はオリンピック委員会の要請によりメダル授与式を欠席、銅メダルを一人だけ授与されていないそうです。
 9月中旬にはFIFAおよびIOCが正式な処分を下すとか。
 オリンピック憲章では政治的な活動は厳禁されており、それに抵触したということのようです。
 しかし何をとち狂ったのか、韓国オリンピック委員会は、日本オリンピック委員会に謝罪のメールを送ってきたことが報道されました。

 なんと言う勘違い。

 日本オリンピック委員会はこの問題について沈黙を守っており、第一2国間の問題ではなく、オリンピック憲章に違反した、ルール無視の行動が問題視されているのであって、政治的主張の中身は問題にされていません。
 それなのに日韓間の問題であるかのように振舞う韓国オリンピック委員会の気が知れません。

 でも多分、韓国人選手のあの行動は、日本を利することになったように思います。
 まず、韓国政府の立場は、日韓間に領土問題は存在しないというものなのに、自ら問題が存在するかのように振舞い、それによって竹島の領有権の問題など全く知らなかったであろう世界の人々が、これを領土問題として知ってしまったこと。
 次に、韓国人は世界のルールよりも自国民の感情を優先する極めて冷静さを欠いた人々だと世界に印象付けてしまったこと。

 おそらくあの韓国人選手は勝利の興奮のなか、さしたる意味も考えずにああいう行動にでたのでしょう。
 それは軽率でした。
 しかし問題は、その後の韓国世論にあります。
 86%もの韓国人があのルール違反の行動を支持し、彼は本国では反日英雄扱いです。
 感情的には自国の主張をした人物を支持したい気持ちもわからないではないですが、ルール違反は明確です。
 世界のルールに従わなければ、いずれ韓国は世界の孤児となってしまうでしょう。

 でも不思議ですね。
 私の職場には何人も韓国から来た学者や学者の卵がいますが、彼らは一様に紳士的で礼儀正しいのですよねぇ。

 そもそも領土問題は多くの国が抱えており、とくにパレスチナ問題は何度も戦争にいたっています。
 そういうことには目をつぶって、お互いスポーツで切磋琢磨しようというのがオリンピックであったはず。
 韓国人選手のような行動を世界中の国々が取り始めたら、収拾がつかなくなります。

  どういう処分がくだっても、日本のせいだ、と喚き散らすんでしょうが、そういう子どもじみた態度を取り続けるのは韓国にとって損失だと思いますがねぇ。


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