ブログ うつと酒と小説な日々

躁うつ病に悩み、酒を飲みながらも、小説を読み、書く、おじさんの日記

逆戻り

2018年03月07日 | 文学

   昨日は啓蟄だったのですねぇ。
 それなのに今日は冬に逆戻り。

  啓蟄の 風さむけれど 石は照り
 
 
加藤楸邨の句です。

加藤楸邨句集 (岩波文庫)
森 澄雄,矢島 房利
岩波書店

 なるほど、今日も寒いながら、午前中の日差しは力強いものでした。
 この時期の寒さというのはそうしたもので、寒さの中にも春の力強さが潜んでいるのですねぇ。 
 
 私は寒い早春の日を、憂鬱に沈みながら過ごしています。
 春愁の気にあてられたこともあるでしょうし、年度末のざわざわした雰囲気に呑まれていることもあるでしょう。

 処方された倍の量の抗不安薬を飲んで、なんとかやり過ごしています。

 今年で今の部署も丸3年。
 3月下旬になれば分かることですが、私はおそらく異動なんでしょうね。
 今まで同じ部署に4年いたことは1度もありませんから。
 3年か、早いと2年で異動するのが役人の世界の常識です。

 どの部署に行っても必ず嫌なことはありますが、それでも相対的に楽な部署としんどい部署というのは明らかにあります。
 
 極楽のような部署は存在しませんが、相対的に楽な部署で心に余裕をもって勤務したいものです。 


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