ブログ うつと酒と小説な日々

躁うつ病に悩み、酒を飲みながらも、小説を読み、書く、おじさんの日記

小宴

2014年07月04日 | その他

 今夜は東京ステーションホテルのレストランで小宴があります。

 私と、2人の女友達と、3人だけの。
 食事が済んだら、バーでゆっくり飲みたいと思っています。

 この2人とは、平成12年から14年までの3年間、某機関で机を並べて働いた仲です。
 今は3人ばらばらの機関で働いています。

 当時私は30歳。
 女友達の一人は31歳で、日本人形のような可愛らしい女性でしたが、スポーツが得意なアウトドア派でもありました。
 もう一人は25歳で、日本の男が大好きなタヌキ顔の、愛敬のある癒し系で、こちらはインドア派。
 
 なぜか気が合い、3人で飲みに行ったりカラオケで騒いだりしましたね。

 今も時折小宴を開きます。

 当時私は結婚2年目。

 女友達2人は独身でした。
 それぞれから、その後何度も浮いた話で相談を持ちかけられましたが、2人とも今も独身のままです。
 
 一度など、タヌキ顔から「奥さんと別れてわたしと付き合って欲しい」とストレートな告白を受けましたが、私はただ、微笑むことしかできませんでした。

 彼女をわずかの間とはいえ本気にさせたことは、私にとって痛恨の極みです。

 30歳だった私は44歳になり、31歳だった日本人形は45歳になり、タヌキ顔は39歳になりました。

 もう立派な大人です。

 それぞれ別々に会って酒を飲んだことはありますが、3人そろうのは久しぶりです。

 私は気取って、着物姿で出かけ、煙管でもくゆらせようかと思っています。

 時の流れが私たちの関係性をどう変えたのか、見極めてみたいと思っています。

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