この前の日曜日は、お彼岸のお参りがてら、姪の私立中学合格のお祝いを持っていくため、実家に行きました。
母のリクエストに応え、着物姿で。
着物を着るのは苦労しました。「銀座もとじの男のきもの」という、着付けのDVDが付いた本を買い、それを見ながら四苦八苦してどうにか見られる状態にしました。
特に苦労したのは、貝の口と呼ばれるもっともポピュラーな帯の巻き方。
もっともポピュラーということは、おそらく比較的簡単で、それでいて粋に見えるのでしょうが、素人にはなかなかしんどいものでした。
よくもまぁ、こんな面倒くさい巻き方を考えたものだと感心すらしました。
苦労の甲斐あって、私の着物姿の評判は上々。
わが一族は爽やかなお醤油顔を特徴としますので、着物が似合うのはいわば当然というわけです。
目下、DVDを見なくても貝の口が結べるよう、特訓中です。
先は長そうですが。
銀座もとじの男のきもの (別冊家庭画報―きものサロンMOOK) | |
泉二 弘明 | |
世界文化社 |