ブログ うつと酒と小説な日々

躁うつ病に悩み、酒を飲みながらも、小説を読み、書く、おじさんの日記

散歩

2010年12月30日 | 散歩・旅行

 年末の一日、小さな漂白の思いにかられ、車を西へと向けました。
 高速を飛ばすこと40分、吾妻橋の墨田区側、アサヒビール横の小さなコインパーキングに車を止めて、ふらふらと歩き出しました。
 近頃のパワースポットブームで人気を博す今戸神社へ。


 予想していたよりも小さな神社でした。
 招き猫と縁結びで有名だとか。
 明後日には人で溢れかえるであろう境内は閑散としていました。



 上の猫をなでると福がくるとか。
 皮肉な笑いを浮かべながら、もちろんなでました。しつこいぐらい。これで福が来ることまちがいなしです。

 そこから吉原方面へ。
 ソープ街を抜けて、吉原神社へ。
 途中、何度も呼び込みに声をかけられ、金があれば入浴するものを、と思いつつ、「今、上がったところなんで」と見え透いた嘘でごまかしつつ、吉原神社着。
 多くの女郎がお祈りしたであろうその社には、そこはかとない悲しみが漂って、私を悲しくさせたのです。


 神社めぐりはまだ続き、酉の市で有名な鷲神社へ。


 こちらは本宮の真ん中に巨大なおかめがおかれ、これをなでろ、と。
 さっき猫なでたんだけどな、と思いつつ、下手な鉄砲式で、こちらも頭といわず鼻といわず口といわず、顔面をたっぷりとなでてやりました。
 が効くのかおかめが効くのか、どっちでもよいから福をちょうだい。

 
  その後合羽橋の道具街を冷やかし、観音様は横に見て、吾妻橋を渡って車で帰路につきました。
 12,000歩という万歩計の数字を見て、まずは満足したのですが、相変わらず体重は増加の一途。
 来年は12ヶ月で12キロ落とすことを目標にします。

↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
素晴らしい すごい とても良い 良い


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あばら家

2010年12月30日 | 社会・政治
 立派なビルはあっという間に壊れることがあるが、あばら家はなかなか壊れないもんだよ。

 与謝野馨議員の言葉です。
 菅民主党政権を評したそうです。

 菅さんは案外しぶといかもしれないな。

 こちらは鳩山邦夫議員の言葉。
 政界のベテラン二人が、菅政権が長期化するのではないか、という見立てをしています。
 菅総理は前任者があまりにも愚かだったため、だいぶ得をしているように見受けられます。
 前任者の選挙区では、選挙民の9割が引退の撤回を撤回するよう望んでいるそうです。

 これまでの民主党政権の混乱ぶりは想像以上にひどく、民主党に期待をこめて一票を投じた人々を呆れさせていますね。
 しかしおそらく解散は任期ぎりぎりまでないでしょうから、あと三年ちかく、この政権に日本の舵取りを任さなくてはなりません。
 そう考えると暗澹たる気持ちになりますが、少し希望があります。
 極端な官僚敵視を修正し、官僚の意見を聞くようになってきたことです。
 部下が腐ってしまっては、トップがどんなに立派でも組織は動きません。
 部下をおだてて、うまく操るようにすれば、情報は上がり、的確な助言を得られるでしょう。
 素人政権であればこそ、老練で巨大な部下たちを味方につけ、素人ならではの発想を、玄人である部下が実行するノウハウを提供する。
 そうすれば民主党が掲げる理想と現実のギャップを埋められるのではないでしょうか。

↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
素晴らしい すごい とても良い 良い

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする