ブログ うつと酒と小説な日々

躁うつ病に悩み、酒を飲みながらも、小説を読み、書く、おじさんの日記

午後の睡魔

2010年12月09日 | 仕事

  私はお昼を食べた後、30分程度仮眠をとっています。
 そうでないと、午後の早い時間、眠くて仕方ないからです。
 今日もいつものように、お昼を食べてから、職場の職員休憩室というところで30ほど横になり、うつらうつらしました。
 これで大丈夫、のはずでした。
 ところが今日に限って午後自分のパソコンに向かっていると、画面が揺れているような感じがして、気が付くと船をこいでいました。
 仕方なく普段あまり飲まないコーヒーを飲んで、少し外のひんやりした空気に触れたら、やっと眠気がなくなりました。
 でも多分、船をこいでしまった五分くらいの短い仮眠が一番効いたのではないかなと思います。

 以前、お酒を飲んだ翌日、必ず職場で爆睡する上司がいました。
 あんまり堂々と寝るので、誰も文句を言えません。
 どんなひどい二日酔いでも、とりあえず職場には来るのです。
 顔も耳も真っ赤だったり、髪がぼさぼさだったり、アルコールのにおいをぷんぷんさせていたり。
 それでも必ず出勤して、必ず勤務時間中に寝るのです。
 年休をとればいいのに。
 なぜか私の職場では、飲み会の翌日休んだり遅刻したりすることはご法度です。
 非常に格好悪いこととされています。

 私も若い頃はたかが職場の宴会で酔い潰れたりして、翌日ひどく辛い思いをしたことがありますが、やっぱり出勤しましたね。
 今では宴会で無茶飲みすることはありませんし、宴会自体減りました。
 帰りにちょっと一杯どう?なんていうことも無くなりました。
 もし新人にそんなことを言おうものなら、宇宙人でも見るような眼で見て、冷たく断られるでしょう。

 日本のサラリーマンの文化でもあった、仕事帰りのちょっと一杯はなくなって、先輩から後輩へ仕事の裏みたいな話をすることもなくなりました。
 仕事の縁より家族や個人の時間を大切にするのはたいへん結構なことです。

 可愛そうなのは、中年サラリーマンが若手を連れていき、その若手が年をとったらまた若手を連れて行って、という風に客が供給されていた小じんまりしたバーや居酒屋ですね。
 経営が厳しくなったことでしょう。

 話がそれました。
 午後の睡魔の話です。
 インターネットで調べたら、エスタロンモカというカフェインの錠剤が眠気覚ましには良いようです。
 358円で24錠。
 1錠にコーヒー一杯分のカフェインだそうですから、缶コーヒーより安いし、引き出しに入れておけば、すぐに飲めます。
 眠気に耐えられなくなったとき、試してみようと思います。

エスタロンモカ錠 24T[第3類]
エスエス製薬
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経済発展教の次は?

2010年12月09日 | 社会・政治

 新聞を開いても、ニュース番組を見ても、良い話がありませんね。

 日本は先進国の一つとして世界を相手にトップランナーで在り続けることを諦めたかのようです。
 中国の台頭とか韓国の勢いとかアメリカの衰退とか、外的要因もありますが、結局のところ、日本人は国家目標を失ってしまった、ということではないでしょうか。

 明治期には富国強兵を合言葉に、軍事大国になって欧米のように植民地を持ち、一等国になろうと努力しました。
 富国強兵教という宗教に酔っていたのでしょうか。
 それはある程度成功し、成功の帰結として英米と利害が対立した結果、激しい戦となり、日本は一度滅びました。
 滅んだ後、世界では植民地が次々と独立。
 勝ったはずの米英仏等も植民地を失いました。
 アジアの独立という、日本が戦争に勝つために考え出した空手形は、結果的に空手形ではなく、履行されてしまいました。
 皮肉なものです。

 植民地を持たずに繁栄するため、今度は復興を合言葉に、経済成長に猛進しました。
 そしてそれは大成功をおさめ、ついにはバブルという狂乱の時代を迎え、日本は世界中の土地や美術品などを買いあさりました。
 経済発展教とでもいうべき宗教に酔っていたようです。

 そして、バブル崩壊。
 あれから二十年。
 日本人は新たな宗教を持てないでいます。

 では何を新しい国家目標にすればよいのか。

 安倍元総理は「美しい国」と言いました。意味がわかりませんでした。
 鳩山前総理は「友愛社会」と言いました。意味がわかりませんでした。
 小沢議員はかつて、「普通の国」と言いました。小型アメリカでしょうか。
 小泉元総理は「聖域なき構造改革」と言いました。意味はよくわかりましたが、生まれたのは格差社会でした。

 今、日本はこれからの新しい社会モデルを模索しています。
 生活が第一と当たり前のことを言っている民主党政権に、戦略は見えません。
 自民党にも見えません。
 民主党も自民党も、ただなんとなく日々の仕事をこなしているだけのサラリーマンのように見えます。
 菅総理、嘘でもいいからこういう国を目指すんだ、という哲学とビジョンを示していただけないでしょうか。

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