ブログ うつと酒と小説な日々

躁うつ病に悩み、酒を飲みながらも、小説を読み、書く、おじさんの日記

盛り

2010年01月14日 | 精神障害

 世の中には、その時々の時分の華を咲かせる言葉に、「娘盛り」とか、「働き盛り」とかいう言葉がありますね。
 その時々に応じた、年相応の経験をすることは、重要なことだと思います。
 例えば私は、16歳のときにくだらないことで補導され、それまで成績が500人中250番くらいだったのが、一念発起して勉強し、8番まで上がったことがあります。
 仕事もそう、恋愛もそう。時分の華というものは、確かにあると思います。

 私は、35歳で精神病を発病しました。その後病気休暇と復職を繰り返し、現在、40歳で、病気休暇中です。
 いわゆる、「働き盛り」とか「男盛り」という時分を、丸々、精神病との闘いに明け暮れました。
 そのため、多くの同輩や後輩が昇任していくなか、私はそれをぼんやりと見ているしかありませんでした。
 私は発病前、優れた事務処理能力を発揮し、私自身も、周りも、人に勝れて昇任していくものと思っていました。
 しかし、現実は、昇任もせず、障害者となって、職業訓練を受けようという有様です。
 私はただ、人並みに、平凡に生きたい。
 人より偉くなろうとは思いません。
 ただ普通に、時分の華を咲かせたい。 


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精神病院

2010年01月14日 | ホラー・サスペンス・SF等の映画

 私は個人の精神科クリニックに通っています。入院施設のあるおおきな精神病院には行ったこともありませんし、もちろん入院したこともありません。
 しかし、入院経験のある知人は何人かいます。たいていの人は、二度と入院したくない、と言いますね。ひどい扱いを受けることもあるようです。

 DVDで「ゾンビ・ホスピタル」という映画を観ました。
 新薬を開発しようと人体実験を続けるマッドサイエンティストの院長のもと運営される精神病院に、自殺未遂のため措置入院させられた妹を救おうと、兄が精神病患者を装い、入院しますが、人体実験でゾンビ化した患者たちに追い掛け回される、という荒唐無稽な馬鹿馬鹿しい話です。
 映画はつまらないものでしたが、この映画で描かれる精神病患者たちがゾンビ化する前の描き方に不満を持ちました。誰もが凶暴で、暴力で押さえ込まなければ制御できないかのような描き方だったからです。健常者と同じように、あらゆる精神病患者が多様です。
 この映画は偏見に満ちています。

 その点、同じ精神病院を舞台にした映画でも、ジャック・ニコルソン主演の「カッコーの巣の上で」は名作でした。

ゾンビ・ホスピタル [DVD]
ジェシー・メトカーフ,ピーター・ストーメア,キエレ・サンチェス
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

 

カッコーの巣の上で [DVD]
ジャック・ニコルソン,ルイーズ・フレッチャー,ディーン・R・ブルックス
ワーナー・ホーム・ビデオ

 


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面談

2010年01月14日 | 精神障害

 朝9時半から障害者職業センターのリワークプログラムに関する事前の面談がありました。ここで支社長によるパワーハラスメントと、私の体調悪化について詳しく話しました。中年の、スリムな女性相談員が親身に話を聞いてくれました。

 この後、障害者職業センターから職場と主治医に連絡をとり、問題なければ2月にもリワークプログラムを開始させる予定、とのことでした。
 私の病気休暇期間は、一応今月末まで、となっていますが、これは延長せざるを得ないでしょう。

 それにしても私は、いつまでこんなことをするのでしょう。


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