外伝原案 池田理代子 脚本・演出 植田 紳爾
市川市文化会館
池田理代子のヒット作「べるばら」では 脇 のジェローデルと
フェルゼンの妹を 芯 にした話
「べるばら」を熟知してないと分かりずらい
知っている 事を前提にして作られている (これが宝塚なのよね!)
ジェローデルがナポレオン暗殺に失敗した処から始まる
(さすが池田理代子さん)
そしてジェローデルがここで死ぬ事を予感させる
マリーアントワネットは 今回は登場しないがフェルゼン彩吹は
感情導入げ出来ていて存在感が有る さすが数少ない演技派
マロングラッセの飛鳥組長 可愛い~!
オスカルは元気印 「外伝」 ちょっと無理が有るかな
MLROIRS ミロワール
作・演出 中村 暁
振り付け ANJI ・御織ゆみ乃・若央りさ・平澤 智
トップスターの 水 夏希 白羽ゆり
水はダンス 白羽は歌が巧いので 楽しい
特に「アクアの鏡」は見応えが有る
全国ツアーはオーケストラー無しなので(全て音響)物足りない
全国(?)回る生徒さん 頑張れ
原作の池田理代子氏も、いくら外伝と銘打っても良くあれに参画し「ベルサイユのばら」だとokしたものです
ジェローデル:
オスカルとソフィアの二股ですか?
青年期より信頼ある部下として仕えてきたのにオスカル他から「変人」呼ばわり
ソフィア:
再会した年齢は35才超? スウェーデン名門貴族の令嬢が嫁かず後家?
オスカル様:
青い炎と称されたハスキーな声とクールさ、細い首とスレンダーな肢体、凛々しい魂は何処へ行った
あれでは可愛らしい”女性”でしかない
花も持ってないのに「あなたは薔薇の花を食べるのですか」とは?
フェルゼン:
朗々と素晴らしい歌を聞かせ、内面の葛藤を感じさせる演技で役者ぶり・・・だが、筋には関係なく場面繋ぎにすぎない使われようで勿体ない
マロングラッセ:
老体に鞭打ってスウェーデンに付いて行ったのですか?
フェルゼンの荷支度を手伝う・・・ってフェルゼン家には召使いはいないのか?
それより彼女はオスカルの死の前に亡くなっているから幸せだったのに?
革命家達よ:
椅子などを使ってバリケードを組み、会議場内に立て籠もったように見えるが? ジェローデルは何処から入って来たの? それとも貴族達を閉じ込めたのですか?
貴族僧侶が次々と入室する雨の中、入れてもらえず、それが”テニスコートの誓い”へと繋がるのではないのですか?
宝塚「ベルばら」に代々ある悪習、吉本ばりのお笑いの場面が今回も健在 オスカル様ファンクラブ
あの場面を削れば他に大事な場面を加えられたであろうに
ノラさんのおっしゃる通り、マンガを読んでいないと判らないが、読んでいたらいたで、つぎはぎだらけの内容ゆえ余計に???となる作品
この後、花・星と続く外伝2作品が思いやられます
オスカル様のファンクラブ あれって何?
マロングラッセが思い荷物を2つも持って
老女を 労わる気持ち無いの?
と 私も思いながら見てました
一人浮いてたフェルゼン ダントツに巧く
一番印象に残ってます
外伝「べるばら」いりません!
くみこさんとノラさんのコメント、舞台を観るより解りやすいのでは?
水ジェローデル:
ニンではない貴公子役ですが池田氏ご要望の鬘などビジュアルから頑張っていました
前に二股かいと書き込みましたがそれは脚本のせいで、水さんの役創りを拝見すると、ソフィアに対しては生き方の共感や性別を超えた友情が根底にあり、オスカルが亡くなった後、ソフィアを求めたのは、例えば母への思慕や暖かさにも似た思いからではないか?と解釈しました
ソフィアへの愛情は肉欲はなく、あくまでもプラトニックなものだったのではないかと思います
ソフィアに抱かれて死に行く姿は、ファントムが母と重ね合わせたクリスティーヌの腕の中、微笑んで息絶える姿を思い起こさせました
白羽ソフィア:
華やかな美貌と変わらぬ大芝居で、大きな輪っかのドレスに負けない宝塚屈指の姫役者ぶりを発揮という所でしょうか
2人で愛を語る場面もなく、微妙な設定プラス少ない出番の中、ジェローデルへの愛情を表現しなくてはならず、さぞ困ったであろうと推察致します
“ジェローデルとソフィアの恋”という設定に無理があり過ぎるのでお疲れ様・・・・
彩吹フェルゼン:
役不足 の一言に尽きます
音月オスカル:
何でも小器用にこなす役者さんですが、今回のオスカル役は彼女のマイナス部分を露呈することになり損をしましたね?
首が短く前に落ちるので軍服が似合わない。クールさや秘めた感情がオスカルの魅力にも拘わらず、アグレッシヴな表現・表情が出てしまう等、オスカル・ファンにとっては?の役創りではなかったかと思います
彩那ロベスピエール:
脚本や設定が?な中、闘志に燃える革命家として1本通ったキャラクターが打ち出せて、ヒロミちゃんは役得だったと思います
普段なら20人近くでワーワー演る場面だが、全ツの為、5~6人で憤った民衆の勢いを出す必要があり大変だったと思いますが、芯となり頑張ってらっしゃり
谷ラファイエット:
民衆の中に加わる貴族ラファイエット侯で登場・・・なのですが、義心に燃え民衆に味方したのか、一時、民衆に味方し、後で実権を握ろうとした策士なのかの役創りが不明(マンガでは前者)
役創り以前にクネクネした歩きや立ち方、物言い等、研9の男役さんとしてあれでいいのでしょうか?(笑ってしまうのをこらえるのが大変でした)
ラファエットさん!を見たとたんに
笑いの壷にはまって・・・
それを堪えるので精一杯
あの場面が終わる迄舞台から目を離して下向いてました
どうしちゃったのかな・・
ヒロミちゃん良かったですね
革命軍を引き連れて一人頑張ってる
ばんちゃん丸ちゃんにさました!
小公子様!
そう云えば小公子はなしでしたね!
やっぱり小公子無しの「べるばら」なねぇ
そうですよねぇ~
あの・・ ナヨッ・・・具合は相当のモンでしたよね?
私も思いっきり腹筋使いました
でも、何だか笑えて楽しかったのは楽しかったのでokとしましょうか
谷さんのファンの方、ご覧になってたらゴメンナサイ