・・・いつも同じような薄味の代わり映えしない朝食。
ボクはむりやりお茶で流し込んだ。
そのうち、ピンポーンと呼び鈴が鳴り響く。
「椅子に座らせてくれないかな・・・」
向かい側のおっさんらしき声。
「はい、腰を上げて。そらよっこらしょ」
看護師がやってきてサポートしている。
からだの自由が効かない点では、ぼくより重症のようだ。
「だれか! トイレに連れてってよ!」
他の病床のおばさんが怒鳴っている。
「誰かいないの? もれちゃうじゃないの!」
なんの反応もない。
「お願いだから!」
何べんもおばさんが怒鳴る。
・・・面倒見る看護師がいないのかな?・・・
気にしたところで、
「さっき行ったばかりでしょ!」
ぶっきらぼうな反応。
「でも、また行きたいんだから!」
「さっき行ったけど出なかったじゃない!」
看護師にとって、面倒くさい患者もいるんだ。
トイレに行くために通路に出たら、ナースセンターには人気(ひとけ)がない。
呼び鈴の音が鳴り響き、赤いランプが何点も点滅していた。
ボクはむりやりお茶で流し込んだ。
そのうち、ピンポーンと呼び鈴が鳴り響く。
「椅子に座らせてくれないかな・・・」
向かい側のおっさんらしき声。
「はい、腰を上げて。そらよっこらしょ」
看護師がやってきてサポートしている。
からだの自由が効かない点では、ぼくより重症のようだ。
「だれか! トイレに連れてってよ!」
他の病床のおばさんが怒鳴っている。
「誰かいないの? もれちゃうじゃないの!」
なんの反応もない。
「お願いだから!」
何べんもおばさんが怒鳴る。
・・・面倒見る看護師がいないのかな?・・・
気にしたところで、
「さっき行ったばかりでしょ!」
ぶっきらぼうな反応。
「でも、また行きたいんだから!」
「さっき行ったけど出なかったじゃない!」
看護師にとって、面倒くさい患者もいるんだ。
トイレに行くために通路に出たら、ナースセンターには人気(ひとけ)がない。
呼び鈴の音が鳴り響き、赤いランプが何点も点滅していた。