「こんなオレにでも付いてきてくれるのか」
アルツハイマーと診断されて落ち込む主人公(渡辺謙)。
「わたしがいるから大丈夫。家族じゃないの」と励ます妻(樋口可南子)。
しかし、現実は厳しい。今まで自分の寄って立つ場であった会社も冷たい。これまでの実績なんて関係ない。冷たく追われることになる。
「お疲れさまでした」と労ってくれる部下たちの心情を表すシーンが唯一の救いだ。
そして、家計を支えるために外へ働きに出る妻との間にも亀裂が生じる。家の中に居続ける生活と進行する症状は、そこからも彼の居場所を奪う。
彼は家を出る。山里の自然のなかにある看護施設へ向けて。
同じようにボケてしまった老人が、それでも生に執着する姿勢に彼は刺激を受ける。
迎えに来た妻と燃えるような新緑の山間を歩く。
唐突なファンタジーのようなラストシーンだが、夢のような希望の世界に見るものを引き込む。
最終的に人間を救えるのは、やはり自然の恵みなのだろうか。
(・・・今書きながら、ふと年賀状のアイデアが浮かんだ・・・)
ぼくは現実の自分から、会社人間だった頃の自分に思いを馳せた。
小さいながらも会社経営の一角を担って希望に燃えていたあの頃、目指す方向は間違っていなかったと思うが、いま振り返ればこの主人公のように、死に物狂いで一生懸命やっていたとはお世辞にも言えない。内心忸怩たるものがある。
GMのリストラで有名なジャック・ウエルチによれば、経営に必要な3Eがある。
*Energy (エネルギー)
*Energize (社員にやる気を起こさす。接するだけで嬉しくなる、明るくなる)
*Edge (断崖絶壁に直面しているような緊張感が必要)
ぼくの場合、エネルギーも不完全燃焼。部下をやる気にさせるより自分でやってしまう。緊張感もそれほどあったとも思えない。
自らに反省して、明日から<経営・ビジネス>について勉強してみたい。
アルツハイマーと診断されて落ち込む主人公(渡辺謙)。
「わたしがいるから大丈夫。家族じゃないの」と励ます妻(樋口可南子)。
しかし、現実は厳しい。今まで自分の寄って立つ場であった会社も冷たい。これまでの実績なんて関係ない。冷たく追われることになる。
「お疲れさまでした」と労ってくれる部下たちの心情を表すシーンが唯一の救いだ。
そして、家計を支えるために外へ働きに出る妻との間にも亀裂が生じる。家の中に居続ける生活と進行する症状は、そこからも彼の居場所を奪う。
彼は家を出る。山里の自然のなかにある看護施設へ向けて。
同じようにボケてしまった老人が、それでも生に執着する姿勢に彼は刺激を受ける。
迎えに来た妻と燃えるような新緑の山間を歩く。
唐突なファンタジーのようなラストシーンだが、夢のような希望の世界に見るものを引き込む。
最終的に人間を救えるのは、やはり自然の恵みなのだろうか。
(・・・今書きながら、ふと年賀状のアイデアが浮かんだ・・・)
ぼくは現実の自分から、会社人間だった頃の自分に思いを馳せた。
小さいながらも会社経営の一角を担って希望に燃えていたあの頃、目指す方向は間違っていなかったと思うが、いま振り返ればこの主人公のように、死に物狂いで一生懸命やっていたとはお世辞にも言えない。内心忸怩たるものがある。
GMのリストラで有名なジャック・ウエルチによれば、経営に必要な3Eがある。
*Energy (エネルギー)
*Energize (社員にやる気を起こさす。接するだけで嬉しくなる、明るくなる)
*Edge (断崖絶壁に直面しているような緊張感が必要)
ぼくの場合、エネルギーも不完全燃焼。部下をやる気にさせるより自分でやってしまう。緊張感もそれほどあったとも思えない。
自らに反省して、明日から<経営・ビジネス>について勉強してみたい。
毎々、味わい深く示唆に富んだブログを 綴って頂き、敬意と共にそのエネルギー・情 熱に感動しています。
GEのウェルチ会長の話しが出ましたの で、昔、管理者研修で講師をした話題を思い 出しました。
* GEのリストラクチャリング(役付者行動 指針←官僚的を打破)…ウエルチ会長提唱
(1)誰に対してもオープンであれ。情報は社 内においては、100%公開せよ。独占 するな。
(2)管理者になるな。情熱とビジョンを 持ったリーダーになれ。
(3)複雑にするな。可能な限り単純化せよ。
(4)あるがままの現実に立ち向かえ。過去や 理想にとらわれるな。
(5)新しいアイディや革新を生み出す創造性 を重視せよ。
(6)素早く動け。自主的に動け。その能力と 責任感を身につけよ。
(7)テイクしたリスクと業績にかなった評価 と報酬を与えよ。
(8)如何なる時にも部下は公正に扱い、その 声に耳を傾けよ。
(9)決して事実をゆがめるな。法の精神と名 の下に誠実であれ。
もう20年昔の話です。 昨今のビジネスマ ンにも通用するでしょうか?
今から2年半前、貴兄からのコメントが第一号だったことを思い出します。
心温まるその激励のコメントに支えられ、今日までほとんど欠かさず続けられたと感謝しています。
さすが一流企業のビジネスマンの管理者指導項目のスマートなこと!。
今でも充分通用すると思います。
今日からこのコメントを嚆矢とし、著名人の経営・ビジネスに対する考え方をピックアップしていくつもりです。
よろしく。