昭和のマロ

昭和に生きた世代の経験談、最近の世相への感想などを綴る。

三鷹通信(194)三鷹市民大学・哲学コース(7)

2017-06-04 04:28:26 | 三鷹通信
 フッサールの<現象学>
 <認識問題> <現象学的還元> <本質観取> いろいろむずかしい言葉を使って説明いただいたが、
 「正解(客観、真理>があらかじめどこかに存在しているとする(正解発見モデル)を、個々の洞察をともに確かめあい、共通点と差異を相互に確認していくという(相互了解創出・刷新モデル)に置き換えることが、<認識問題>をくぐり抜けた後に拓かれる、<普遍性>を志向する哲学のあり方です」
 ・・・? 分かったような分からないような・・・

 先生が黒板に書いてくれた図を書き写してみた。
 
 <宗教>は、<神>を頭に頂いて、全てを理解しようとする。
 ところが、キリスト教を例に取れば、<カトリック><プロテスタント><その他>諸々の諸派に分裂して対立してまとまりがつかない。イスラム教なんてその最たるものだ。
 少なくともボクの納得、信頼を得られていない。
 それに対して<哲学>は拓かれたテーブルの周りで<概念>を巡って討論している。
 人間の抱える問題解決には少しはましな手段であるように見える。
 
 インターネットで下記のような図を見つけた。
 
 <生活世界> ナイスな言葉だ。

 <ボクの結論> <哲学>とは、一部のエリートが生活の糧として<言葉>をもてあそぶ学問なんだ。

 <好奇心コーナー>
 
 NHKテレビ<ごごナマ>に壇蜜が出演していた。
 
 彼女はグラビアアイドルとしてのイメージが強いが、BS日テレの「久米書店」などにも出演する<知性派>でもあるところに着目していた。
 そもそも<壇>とは仏壇、<蜜>はお供え物という意味で、彼女自身が付けた名前なんだって。
 そんな彼女が自身の<人生哲学>について語っていた。
「<不幸貯金>しているんです」
 
「世の中には<良いこと>と<悪いこと>は同じだけあると思っているんです」
「だから、憑いていないことがあっても<不幸貯金>をしたと思いニヤリとしてしまうんです」
 ・・・なるほど! ユニークな<人生哲学>ですね。尊敬しちゃう・・・