昭和のマロ

昭和に生きた世代の経験談、最近の世相への感想などを綴る。

エッセイ(363)オレたちファースト時代(2)

2017-03-20 06:09:59 | エッセイ
 世界をリードするアメリカの大統領が穏便なオバマから強硬姿勢のトランプに代わった。 日本を取り巻く東アジア情勢にどう取り組むのか?
 一方、様子をうかがっていた北朝鮮が積極的に動き出した。 
 対応する日米韓に空白が発生! 朴槿恵政権が崩壊したのだ。
 韓国民の意を受けた新政権がどう動くか? 
 早速、米ティラーソン国務長官が日・韓・中に派遣された。米は北朝鮮に対し、軍事力を含む強硬な姿勢を表明!
 特に北朝鮮に対する中国の責任を追及した。
 さて、アメリカトランプ政権に中国はどう対抗するのか?
 早速、空白の韓国に対して、本来のあの手この手の、何でもありの戦術を繰り出してきた。
 中国は米が意図する北朝鮮封じ込め策には与しないだろう。 当面は韓国民を屈服させ中国になびかせる戦術に傾注する。

 推測するに、彼らの戦略は韓国新政権と北朝鮮を結びつかせ、日米に対抗する自らの防波堤を築くことだ。
 これこそ中国ファースト戦略だ。
 つまり、日本の対岸に核保有国「朝鮮国」が対峙することになる? 怖いですね。
 
 

 ─続く─