昭和のマロ

昭和に生きた世代の経験談、最近の世相への感想などを綴る。

なるほど!と思う日々(423)巌流島の闘い流勝利?

2016-08-15 07:46:16 | なるほどと思う日々
 錦織 圭が96年ぶりで日本にオリンピックメダルをもたらした。
 
 北京で金メダルを得た格上のナダルを破っての勝利だった。
 
 第1セットは6-2。思いのほか簡単にセットを取る。
 第2セットも5-2まで行った。後、1ゲームで勝利だ。
 ナダルはダブルスを戦って間がない。多分疲れているのだろう。
 錦織の勝利は間違いないと確信した。
 ところが、ここからナダルは本来の闘争心むき出しでゲームを連取。
 6-7で錦織はセットを取られた。
 ・・・やばい・・・
 ここで錦織はトイレタイムをとった。
 ナダルは汗をぬぐい、ドリンクを飲みバナナも食って万全の準備を整えた。
 ところが、所定の5分経っても錦織は出てこない。
 ナダルはイライラし出した。
 やっと錦織は現れた。しかも悠然として。
 観客からもブーイングが出る。

 第3セットが始まった。ナダルのサービスゲームを奪って錦織が2セット連取。
 ナダルが何か審判に抗議している。
 先ほどのトイレタイムが長かったことについて審判に噛みついているようだ。
 イライラしているのが見え見えだ。
 そして、錦織は6-3で勝利した。

 ボクは宮本武蔵が佐々木小次郎を巌流島に迎え打った戦いを思い出した。
 
 錦織は神経戦に持ち込み勝利したのだ。
 
 <ジジイの目>
 
 ボクと同じ見方をしている人がいた。午後1時半、
 6CHの「ひるおび」で取り上げている・・・。
 ナダルって人一倍試合前のルーティンにこだわる選手だったんだ。
 
 だから、錦織のトイレタイムが、余計彼をイライラさせたんだね。