昭和のマロ

昭和に生きた世代の経験談、最近の世相への感想などを綴る。

エッセイ(290)天文学にお金をかける意味は?

2016-07-07 05:38:29 | エッセイ
 アメリカNASAの木星探査機<ジュノー>が、5日木星の周回軌道に入った。
 
 
 研究チームは喜び爆発大歓声。

 でも、「惑星系の形成過程解明に手掛かり」なんて言ってるけど、ぼくら素人には1120億円もかけた意味がわからない。
 天文学って、そもそも暦と時間を定める基礎となる実用性から発展してきたんだよね。
 
 最近では宇宙ステーションなどの将来的有用性も認められるところだが・・・。
 

 しかし、何光年も先の銀河の中の星の研究とかに膨大なお金をかけるより、地震や津波対策に足下の地球にお金をかける方がいいなんて思ったりするのだが・・・。
 どうも最近、政治がらみのおカネのムダ遣いで考え方がけちくさくなってしまったかな?

 天文学を研究することで物理学などの基礎的な研究が必要となり、将来的に有用な科学の発展に寄与していることも考えなければ・・・。
 それと<知的好奇心>旺盛な人類にとっては、芸術などと同様、「興味を持ち、夢を育み、今を生きることに満足を与えてくれる力となる」手段として有用ってことかな?