先日NHKテレビBSで、日本大好きのアメリカ人によるアメリカ人のための歌舞伎「忠臣蔵」を見た。
その芸術手段としての舞台、所作、衣装のみならず
日本独特の文化<武士道>に憧れたアメリカ人が敢えて<忠臣蔵>を題材に制作したものだ。
3,000人の観客動員があり大成功だったという。
一方、一人の日本人旅人がイギリスで体験した<武士道>に関するエッセイをインターネットで見た。
イギリスのオックスフォード州の古戦場のある片田舎で音楽ライブを観るために重いバッグを担いで歩いていたら、同じライブに向かうイギリスの男から声をかけられた。
スキンヘッドの刺青のあるフーリガンみたいな男だった。
彼はこの辺で初めて見かける日本人に関心を持ったのだ。
「荷物、重そうだな。持ってやるよ」
強面の男にビビったが、炎天下、長い道程を彼は親切だった。
「ありがとう」と感謝の言葉を述べると、男は「遠い日本から来たんだろう。人は助け合うべきだというのが<ぶしどう>だろうが、いちいち礼なんか言うんじゃねえ」と。
そしてお別れの時には「またここで会えることを楽しみにしているよ」
アメリカ人、イギリス人にとって<武士道>に対する共通の認識は<義>だったんだ。
その芸術手段としての舞台、所作、衣装のみならず
日本独特の文化<武士道>に憧れたアメリカ人が敢えて<忠臣蔵>を題材に制作したものだ。
3,000人の観客動員があり大成功だったという。
一方、一人の日本人旅人がイギリスで体験した<武士道>に関するエッセイをインターネットで見た。
イギリスのオックスフォード州の古戦場のある片田舎で音楽ライブを観るために重いバッグを担いで歩いていたら、同じライブに向かうイギリスの男から声をかけられた。
スキンヘッドの刺青のあるフーリガンみたいな男だった。
彼はこの辺で初めて見かける日本人に関心を持ったのだ。
「荷物、重そうだな。持ってやるよ」
強面の男にビビったが、炎天下、長い道程を彼は親切だった。
「ありがとう」と感謝の言葉を述べると、男は「遠い日本から来たんだろう。人は助け合うべきだというのが<ぶしどう>だろうが、いちいち礼なんか言うんじゃねえ」と。
そしてお別れの時には「またここで会えることを楽しみにしているよ」
アメリカ人、イギリス人にとって<武士道>に対する共通の認識は<義>だったんだ。