昭和のマロ

昭和に生きた世代の経験談、最近の世相への感想などを綴る。

三鷹通信(90)プリミバチ

2014-07-26 05:54:39 | 三鷹通信
 梅雨も明け、今や夏真っ盛り。
 昨日は大学同窓会の暑気払いが吉祥寺のイタリアンレストラン<プリミバチ>で開かれた。
 早く着きすぎたので隣接する井の頭公園を散策する。
 豊かな緑と水で暑さが和らぐひとときだ。
 

 <プリミバチ>を訪れるのは何年振りだろう。
 公園を臨む素敵なロケーション。
 

 暑気払いには50人余り、中にはご夫婦での参加も多い。
 有志によるハワイアンの演奏、フラダンスも披露され華やかに開催された。
 
 料理の味も評判通り、なかなかのものだ。
 余禄もあり、ボクにとって久々の豊かな一日となった。

 今、京都祇園祭が真っ盛りである。
 
 31日の疫病神社夏後祭で、ひと月に渡る千年の伝統行事は幕を閉じる。
 ところで、33基ある山鉾の数ある貴重な飾り物のうちに、16世紀ベルギーで織られた国宝級のタペストリーがあることを先日のNHKテレビが報じていた。
 
 世界に一枚といわれるヨーロッパ王侯貴族の金銀入り絨毯だ。
 意外な事実に目を奪われた。
 おそらく、江戸時代日本へ渡来した宣教師あたりから徳川幕府に献上されたものが、種々の経緯で祇園に下されたと思われる。
 他にも分割されて滋賀長山や、金沢の前田家、東京の増上寺などに保存されているそうだ。