昭和のマロ

昭和に生きた世代の経験談、最近の世相への感想などを綴る。

なるほど!と思う日々(270)脳を活かす!元気になる方法

2014-04-09 04:49:08 | なるほどと思う日々
 友人のYくんから紹介してもらった吉田たかよし氏の本から、なるほど!と思った<脳の活性術>を紹介しましよう。
 吉田たかよし氏は元NHKアナウンサーでありながら、医師で、衆議院議員の第一秘書も勤めたマルチ才能の持ち主です。
 
 脳全体のメインスイッチの役割をしているのは<脳幹>、網のような形をした<脳幹網様体>だそうです。
 
 この部分を刺激すれば脳全体が覚醒して活発に動くようになります。
 そしてメインスイッチのボタンになるのは全身からの感覚<体性感覚>なのです。
 カナダの脳神経外科医、ペンフィールドは、実験の結果身体のどの部分が脳に影響を与えるかを示す<脳の地図>を作りました。
 
 顔面と手が異常に大きい。
 つまり脳の多くの部分が顔面と手の感覚を認識するのに使われているわけで、手を使って顔面の感覚を刺激すれば、効果的に<脳幹網様体>の活性を高められるということになります。

「顔を洗って出直せ!」
 
 昼下がりの眠気をもよおす頃、おすすめです。

「攻めの伸び!」
 
 全身のありとあらゆる筋肉に、できるだけ力を入れて行う。
 立ち上がって、両手を思いっきり天に突き上げるような勢いで行う。
 休憩の前に行うより、作業を行う前に行うという意味で、攻めの伸び!です。

「カフェインで刺激!」
 
 お茶やコーヒーです。ただ耐性があるので飲み過ぎないように、適度に。
 睡眠の前には控えるように。

「歩く!」
 
 歩けば下半身の筋肉にある筋紡錘が反復的に刺激を脳幹網様体に伝え、活性化してくれます。
 プラトンやアリストテレスなど多くの哲学者は、歩きながら思索を深めました。

「ガムを噛む!」
 
 噛むという動作は、頬の奥にある咬筋という筋肉を主に使って行います。この刺激はとりわけ、脳幹網様体を活発に働かせる作用があることが知られています・
 アメリカのプロ野球選手は試合中でもガムを噛んでいます。これは集中力を高めることが目的です。別にアメリカ人の行儀が悪いからではありません。
  
 昨日、マンションのエレベーターに赤ちゃん連れの若いお母さんが乗り込んできた。
 
 赤ちゃんがとてもかわいかったので、「カワイイですね」と言ったら、お母さんが「ありがとうございます」と嬉しそうに言った。
 ボクも嬉しくなった。