昭和のマロ

昭和に生きた世代の経験談、最近の世相への感想などを綴る。

エッセイ(75)菅首相の笑顔

2011-06-17 05:48:04 | エッセイ
このところの<菅降ろし>で苦虫を噛み潰したような顔だった菅首相がめずらしく軽口も飛び出す超ご機嫌の笑顔を見せた。
 15日、再生可能エネルギーの促進を目指す市民や超党派の議員らの集会で、孫正義ソフトバンク会長の「粘り腰でこの法案を通してほしい」という激励に応えた。
 「菅の顔だけはもう見たくないという人が結構いる。本当に見たくないんですか、本当に見たくないんですか? 本当に見たくないなら、早くこの法案を通した方がいい」
 
 <ダメ菅><スッカラ菅>と揶揄され、しょぼんとしていた菅さんがなんで急にこんな様変わりを見せたのだろう。
 新聞でも「すっごい粘っている!」と驚きの記事。


 背景には奥さんの伸子さんの心強い叱咤激励があったのだ。
 「出来うることをやって玉砕はいいが、支持率が悪いからと批判されて辞めることはあってほしくない」
「切腹はよくない」
「<なりゆきに任せて決然と生きる>これが菅家の家訓です」
 
 やっぱし政治は女が動かす?