これだけ素材を並べられれば、誰しもが美味しそうに感じるのは当たり前である。景徳鎮。久しぶりのランチである。通常は四川料理の神髄、辛い物を食べるべきであろうが、五目処か、揚げ豆腐まで入ったメニュー。まして煮込みと来れば、避けるわけにはいかない。楽しみに、期待を胸に入店。昼をだいぶ回っているせいか、客は少ない。
すぐに、サービスの人が気がつき、席を指示される。相変わらずそつがない。お茶がポットに入れられ出される(最初に水かお茶か確認される)。つついて、点心類。料理以外がそろう。そうなれば戦闘開始、スープを飲み干す。今日も薄味の豆腐が入った美味しいスープ。出汁が感じる。私の好きな大根の醤油づけ。ご飯に良く合う。
焼売、ご飯、漬けものの順に箸が進む。小さめのご飯なので、半分ぐらい食べたころ料理が出された。なんと美味し荘なのでしょう。煮込みと言うよりは、十分な醤油風味の炒めもの彩り・照り・香りとも満足。素材も海老、イカ、肉、野菜と揚げ豆腐はもとより、ふんだんの野菜が入っている。木耳のポイントは大きい。
一口食べれば、当然熱々。醤油の鰺が利いている。どんと乗せられた海老インパクトが強い。料理の中には、イカもたくさん入っていた。肉には十分な下ごしらえ、噛むと鰺が出てくる。ランチでも銀杏まで入る料理。さすが景徳鎮である。2度、ミニ丼ぶりにして楽しんでしまった。最後に杏仁豆腐を頂けば終了。お茶のポットを飲み干す。
「以前のランチのイメージ」
景徳珍「四川・点心」 045-641-4688 ブログ ランチ
750円(料理1品+スープ+「副菜」+ザーサイ+ご飯+デザート「杏仁豆腐」)
四川料理といっても非常にあっさりと仕上げられているものが多い。しかし,ピリ辛の料理の場合,間違っても唐辛子を食べないことを勧める。隣接する「小島食器」が姻戚関係のため器にも非常に良いものを使っている。店内もおしゃれであり,2階以上は宴会には最適な空間である(人数に会わせ各種広さが準備できる)。宴会も,メニューでは5000円以上となっているが,店内表示・パンフレットでは3000円からも可能である。しかし,フカヒレスープも食べたいのであれば,4000円以上にしておく方がよい。5000円を越えれば,「フカヒレの姿煮」が付くことも記憶しておきたい。
小グループ(家族)で来るのであれば,「ファミリーセット10000円」がお勧めである。料理4品とデザートが付いている。加えて,量はないが「北京ダック」も盛り込まれていることが勧める要因である。ファミリーセットを注文し,単品(点心もなかなかの品揃え,美味)を追加すれば楽しい時間を作ることができる。
ランチも「四川料理」を基調とした辛目の味のものが多い。しかし,上品に味が処理されているので,十分に堪能できる。従業員もきびきび動き,店内を網羅している。女性好みの店としておすすめである。
いつまでももこの雰囲気・サービスは維持してほしい。良くいくが2回に1回の割合で,サービスで付くという副菜がでてこない。どうも盲点のようである。
何回かコースで宴会をしているが、個室は充実していて気持ちがよい。年末に混んでいるとき突然お願いしたときでもも満員のところをどうにか空けてくれた。マネージャーの心意気がある店である。最近インターネット(ホームページ)も充実し,解りやすくなった。
ランチ例)週替わりで魅力的なメニューが展開される(5種)。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます