飽食山河

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2016-08-09 07:00:35 | 2016.07

目が嫌い

あなたの微笑む目が嫌い

 

思い出せない

灼けつくような青春が

あったはずなのに

 

汗が跳ぶ

スポットライトと靴底が

汗を消し

汗を生かし

あなたの横顔だけがある

 

会う度にあなたは

顔中が目になっていく

 

あなたの顔が嫌いになっていく

これ以上 笑うのをやめて

私を連れて行って



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