極個人的発言録Blog

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東京事変「ウルトラC」Blu-Ray Disc

2010-09-10 13:37:37 | Music♪
ストイックに今の東京事変を突き詰めた感のあるアルバム「スポーツ」を再現するLIVEということで、全体の雰囲気は飾り気を最小限に抑えた感じ。リアルで挑戦的な「音」を聴かせることがメインのLIVEだったんだね。

最初の衣裳はオリンピックの起源である古代ギリシアとか神話を連想させる感じ?
林檎嬢はショートボブの金髪。シンプルなメイクは中性的で、ちょっと無機的な雰囲気。言い方を変えれば「ニュートラル」って感じ、うん。

「勝ち戦」で開幕し「FAIR」。そして「電波通信」でいきなりヒートアップ。そのまま「シーズンサヨナラ」へ。再現が困難だと想像された超技巧的な演奏。師匠のベースがうなる(笑)
そしてこの早い段階で「OSCA」。たたみ掛けるセットリストだ(≧∀≦)
今回のOSCA、少しスローで粘るような雰囲気。林檎嬢の腰使いがヤバい(笑)
そしてメガホン歌唱のまま「FAIR」へ。ラッパが効いてたな♪

一転、ピアノソロからの「ありあまる富」。哀愁漂う歌声に聴き入る。やはり名曲。
そして「生きる」....。何かに憑り付かれたかのように、一心不乱に歌唱する林檎嬢。まるで鬼気迫る絶唱のよう。これはライブ会場の人達は圧倒されただろうなぁ。うん。

「絶対絶命」。アクシデント? 師匠がいない?! しばらく様子を窺っていた林檎嬢だけどそのままスタート。軽快なイントロが終わっても師匠不在。浮雲が機転を利かせて一部ベースパートも奏でたりして、このへんがバンドのチームワーク。その後師匠が戻ってきた時の各メンバーの微笑みが良かった^^

背景に沢山の赤いパトライトが点灯。意外な「遭難」。大きくアレンジされた曲調。「チッチッ」と指を振るのがチャーミング♪
「修羅場」。この曲を聴くとあのPVの白塗りを連想する(笑) なんとなく無機質な雰囲気の曲に感じていたけれど、ここではとっても生々しい、それがLIVEなんだろうね。

修羅場のラストから背景にはタイマーが表示され「能動的三分間」! 今回は浮雲は完全にサブボーカルとして参加。ギター無しのギタリストってどうしてもバランス悪く見えてしまうのは俺だけ?(笑)
次いで「我慢」。林檎嬢の関西弁が話題になった曲だけど、転調するあたりが案外とライブ向きだね。見直した感じ^^

そして「スーパースター」。ロック色が濃くなってカッコいい。おなじみの林檎嬢のタンバリンではなく、刄田のシンバル(ハイハット?)を効かせるアレンジ。これはこれでイイ感じ。
「某都民」でちょっと一息。伊澤の声も聞かなくちゃね(笑)

「キラーチューン」では手旗振り振り、ノリノリ♪ これもやっぱりライブ必須の名曲だよね、うん。

「乗り気」とラスト曲の「雨天決行」では背景にゲーム風のアニメーションが登場。最後の最後での遊び心だね♪
雨天決行の傘を差して歌う林檎嬢がキュート(≧∀≦) 間奏の時に林檎嬢と師匠の揃いの振りにもニッコリ♪

それにしても、ラストがこの曲だなんて、完全にアンコールが織り込み済みのセットリストだね(笑)

アンコールの1曲目は「スイートスポット」。衣裳換えした林檎嬢は胸元の大きく開いた群青色のトップに白いチュチュ。林檎嬢の柔らかそうで豊満な谷間に悩殺。ブルーレイディスクにして良かった~!(笑)
この曲はアルバムの中でも大好きな曲。英語の歌詞の和訳もネット上で論議(?)になっていたので、背景に表示された和訳字幕に興味津々。

そして、絶対的名曲「丸の内サディスティック」。今回は英訳詞と日本語詞を混ぜたアレンジ。ちょっと力を抜いた感じで、いつものノリノリ風じゃなかったね。いつものステップも無くてちょっと寂しかったかも。
「閃光少女」...既におなじみの曲だけど、アルバム曲なんだよね(笑) 締めのドラムスがカッコいい♪

最後の最後に「極める」。ラストにふさわしい曲だよ。歌詞に「さよなら」という言葉が入っているし、幻想的な雰囲気で終幕するにはもってこいだな。
魅惑的なギターが響きつつ、ステージは名残惜しさの中で【極まって】いく感じ。会場の皆もイロイロな気持ちが【極まった】のでは?
舞台は濃い霧がたかれ、それが晴れた時にはメンバーが消えているという幻想的なクロージング。曲のイメージ通りだったね。引き上げるメンバーの自然体の笑顔が見れないのは残念だったかな。

以上、東京事変のバンドとしてのパフォーマンスを堪能できる映像でした。

さらに特典映像は、各メンバーの出身地公演で披露されたそのメンバーの「ご当地スペシャル」(笑)
林檎嬢(「黄昏泣き」)は言うに及ばず、浮雲の真骨頂のカントリー(「Release Me」)、刄田の親父さんとの共演のお神楽、伊澤の母に捧げるバラード(「母の光」)、そして、師匠が自ら弾き語りのように歌う「閃光少女」がとっても良かった。
それぞれのパーソナリティーを感じる、まさに【特典】!(≧∀≦)b

詳しく「ウルトラC 【Blu-ray Disc】」をチェック!

 


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