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メカデザイナー山本薫のBlogです~2006・11・30 お仕事募集中 sp2q6z79@polka.ocn.ne.jp

自転車の修理 9

2018-01-20 20:13:05 | 日記・エッセイ・コラム

 東京地方の今週の気温が高めになると聞いて、週の初めにタイヤを買って機会を待って
いました。後輪の側面がはがれている事は以前にも書きましたが、それほど深刻ではなく
そのまま3月ごろまで持つかと思われたのですが、陸橋を下るときにブレーキをかけた所
スリップしてインナーの繊維が露出してしまったので危険と判断しました。

 側面が剥がれるという現象は装着ミスではなく、タイヤがつぶれたときにリムと地面の
間に挟まれるためらしいとわかりました。後輪の右側がひどく剥がれているのは、右側へ
起伏を乗り越えるケースが多いためです。なぜなのか思い返してみましたが、理由は至極
簡単な事で、車道の右を走っていると逆走になるので歩道へ上がるケースが多用されてい
るためと考えられます。
 いいかげんな絵ですがタイヤの側面がダメージを受ける図説です

 車道の左を走っている時は特別なケースを除いて歩道には上がりません。そして恐らく、
スリックタイヤは軽量化のためタイヤ側面のゴムの肉厚が薄く、このせいで耐久性がなか
ったのではないかと考えられます。ただし、これは僕の走法と関りがあって、普通の人は
こういう無理はしないと思いますから、メーカーの責任ではありませんね。
 高さ5cmくらいなら斜めに通過できます。

 後輪に関しては、なぜか空気が抜けるという現象に悩まされていたのですが、原因がチュ
ーブ側ではなくバルブにあるらしいと分かりました。バルブは一般的な虫ゴムを使うもの
ではなく、長持ちする新型バルブに換装していたのですが、なぜかそこから空気が漏れる
音がします。

 さらによく調べたところ、バルブそのものではなくバルブを押さえるキャップ側に問題
があるらしいとわかりました。そこでこの機会に以前のチューブに付属していたキャップ
と比較してみた所、内側のバルブと接する部分の面取りが微妙に異なっているようでした。

 自転車の部品というのは国際的な規格があって、ほとんどの自転車に交換性があります。
しかし、タイヤのバルブに関しては英式や仏式等があり、新型バルブへの適合性が完全な
のか、この辺の事情は私にはわかりません。とりあえず、キャップを以前のものに戻した
ところ、空気漏れはなくなったのでやはり原因はこれだったのでしょう。

 また、前輪に関しては起伏を視認して自分で持ち上げる動作をするため、後輪に比べて
寿命が長かったのです。前輪はゴムの劣化が見られますが、摩耗と言う点ではまだ何とも
ありません。

 タイヤの交換のついでに後輪の軸のベアリングを調整し、遊びをなくしました。ブレー
キの調整とタイヤリムの油のクリーニング、ギアの調整もしたので非常に快適な乗り心地
が戻りました。本来ならそういう調整は恒常的にやるべきなのでしょうが、何かのついで
にと思っている内に延び延びになってしまうのです。
 他、ダイソーで買った太陽電池式の警告灯が故障してスイッチが利かなくなりました。
仕方がないので点灯したまま放置して電池を放電させたところ、再充電でスイッチが元通
り利くようになりました。しかし二つある赤色LEDの内一つが接触不良で、結局買い替える
ことにしました。太陽電池や充電池自体はなんともないので予備部品にします。

 自転車が快調だとPCのセッティングが上手く行って快調なのと同じ感じがしますが、PC
とは「少し壊れ気味の自転車」と同じなのかと思った次第・・・。




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