平ねぎ数理工学研究所ブログ

意志は固く頭は柔らかく

秒針が止まる時計

2013-08-30 20:03:03 | 雑談


火曜日の深夜、時計の秒針が12時の位置で止まっていることに気付いた。
わが家の時計は電波時計で、時計が勝手に時刻合わせをしてくれる。時刻合わせをしているのかなと思ったが、いくら待っても一向に動く気配がない。秒針は止まっているのだが、長針は正しく時を刻んでいる。故障ではないかと思い、説明書を探したが見当たらない。おそらく妻が捨てたのだろう。妻には必要なものを捨てて、要らないものを取っておく習性がある。仕方がないので修理に出すことに決めて、その夜はそのまま寝ることにした。
つぎの朝、時計を見るとなんと秒針は動いている。そうか、この時計は深夜に秒針が止まるのだ、深夜には時計を見る頻度が少ないので、秒針を止めて軸の摩耗を防ぐように設計されているのだろう。うまく出来ているなと感心した。しかし、これはあくまでも推測にすぎない。説明書があれば、真偽を確かめることができるのだが、あいにく紛失している。私は事情を妻に説明し、気に留めておいてくれるよう頼んだ。
水曜日は疲れていたので23時に寝た。妻は遅くまで起きていたので、秒針が止まっていたかどうかを尋ねると、0時を過ぎたころに確かに止まっていたという。予想通りだった。予想が的中したので安心したが、今度は正確な時刻が知りたくなった。深夜とは何時から何時までなのだろう。妻にその調査を依頼するのは酷なので、自分で確かめることにした。木曜日は0時まで起きていた。0時をまわったが、秒針は動き続けている。そのうち止まるだろうと思い、0時5分まで待った。秒針は止まらない。やはり、故障か電池の残量が少なくなったためだろう、ということで納得し、寝ようと思って時計が掛けてある居間の灯りを消した(寝室の灯りが漏れているので、真っ暗ではない)。すると、秒針が12時の位置でぴたりと止まった。秒針は明るさに反応していたのだ。確認のために居間の灯りをつけると、動き出す。消すと12時の位置で止まる。な~んだ、そうか。明るさだったのか。しかし、そうだとすると、どれくらいの明るさで動いたり止まったりするのだろう。それが気になりだした。そこで今夜は、寝室と居間の電灯をすべて消して懐中電灯で確かめることにする。結論がでたら報告します。