自転車 乗るぞ

読破した本、自転車、携帯で撮ったなにげない風景について

マンガ史記・列子の思想

2009年11月13日 | 最近読んだ本
印象に残ったキーワード
・司馬遷は龍門生まれ、鯉が急流を乗り切れば
 竜になる、登竜門の由来
・不幸を乗り越えて不朽の名著を完成
・斉の孟嘗君
 市場に朝、人が集まるのは朝が好きなのではなく
 買いたい品物があるから、客も同じ
・魏の信陵君
 他人から受けた恩は忘れてはいけない
 他人に施した恩は忘れた方が良い
・人間生きている限り休息はない
 死んで初めて休息が得られる
・心の内から是非利害の念が消えた時
 初めて大自然に融けこむ
・一切の飾り気を捨て去り素朴さを取り戻し
 何ものにも煩わされない超然とした暮らし
・店で丁重に扱われるのはもったいぶって
 さも偉そうに映ったため
・才をひけらかして注目を引くのは
 小賢しいだけ
・昼に思っていたことが夜の夢
 夢の中では立場が替わり差し引きゼロ
・生死・利害・喜怒哀楽を忘れられない苦痛
・好悪・善悪・黒白はすべて人間が決めたもの
 絶対ではない
・悲しみ・つらさは心に湧き起こる感情で
 事物とは関係ない
・愚公、山を移す
 地道にやり抜いてこそ、不可能を可能にできる
・動の極みは不動、言の極みは無言
・あくせく暮らすのは束の間の栄華のためか
 そうなら聴きたいものを聴き、見たいものを
 見ることは生涯できないだろう
・人間は次の四つのことに縛られるから悩む
 寿命・名声・地位・財産
 こだわりを捨てれば運命に柔順でいられる
・他人が自分を愛すれば、自分も他人を愛し
 他人が自分を憎めば、自分も他人を憎むようになる
 すべてわが身にはね返ってくる
・実力を見せたがると孤立無援になる
 自分の能力は誇らず、いかに有能な
 人材を集めるかに意を注ぐ
・勝つことは難しくない、勝者であり続けることが難しい
・考えようで隣人は、こそ泥にも正直者にもなる