ブログ更新サボってすいません…
久々の更新ですがとりあえず夏合宿について書きます!
8/24(0日目)
この日は昼に大学に集合し、豊科駅まで行き宿泊。
この時点ですでに天候への不安が滲み出ています。
8/25(1日目)
タクシーで一ノ股登山口まで送っていただき、常念小屋まで登ります。
美しさすら感じるトイレの前で写真を。
終盤は傾斜も中々で疲れましたが予定よりも早く常念小屋に到着出来ました。階段は雨だと少し滑ります。
テントを張ろうとした刹那、雨が降り出しました。急いで張って引きこもります。
初日は行動時間が短いとはいえ、疲労もあり19:30には眠りに落ちました。
8/26(2日目)
夜明け前から怒濤の如き風がテントを揺らし睡眠を妨げました。台風15号の気が変わって進路を東へとシフトしたようです。
とりあえず起きて朝ご飯を食べたものの動きたくない…ということで停滞を決定。全員で二度寝へ突入。起きてからも鬱々としたテントの中でひたすら人生ゲームに興じ、ダラダラ過ごしました。
いい加減気分が萎えてきた頃、突然太陽の光が燦々と山を照らし始めたので狂喜乱舞し外へ出て身体を動かしました。一日中テントにいると節々が痛むのです。
空気を吸引して回復。
しかし、結局また雨が降り出したのでそそくさとテントに帰り、翌日の天候回復を祈願。
8/27(3日目)
祈願成就とはいかなくとも多少は天気が回復したので常念岳へ。
張り切って勇み出たものの前日にグータラ生活を送っていたので高山病めいた症状に悩まされました。が、バファリン飲んだら治りました。バファリンすごい。
サンダーバードを発見しつつ頂上へ到達。頂上の写真は別のカメラで撮ったので今手元にないのですがどうせ碌な写真じゃありません。どうしても見たかったら「常念岳 頂上」でGoogle画像検索してください。その画像の背景を真っ白にして手前にワンゲル部の人間がぽつんといるのを想像すれば写真を見たも同然です。
そんな陰気な画像より爽やかなテン場付近の写真をのせます。
常念岳に登った後はまた下りてテントを畳み、大天井岳へと向かいます。
出発してからすぐに休んで呑気に小屋の写真をパシャリ。なぜならすぐにへばる輩がいたからです。やっぱり1日怠けるとダメですね。
なんとかこの日テントを張る大天荘に到着。途中でまた雷鳥を発見。親切な方がなんとこの2800m超の高地には猿もいるということを教えてくれました。猿は見つかりませんでしたが東京に帰ってきてから新聞を見ると、東天井岳付近で猿が雷鳥を餌にして問題になっているということが書いてありました。どうやら同じ頃に調査隊が近くにいたようです。
そんな話はさておきテントを張り大天井岳へ。
今回の合宿の中では一番景色の見えるピークでゆっくり30分頂上で過ごしました。振り返るとキチンと縦走してきたことが伺い知れます。
8/28(4日目)
この日は一気に槍ヶ岳を目指します。幸い天候はそれなりに良好。
ベンチの真横にあるのはヘリポート…?
木になる実を見るたびに押し寄せる持ち帰りジャムにしたくなる衝動。
4日目にしてようやく槍ヶ岳が視界に!
進むと左には常念(すごい見辛いけれども)、右には槍。
西岳山頂へと道が目に入る、しかしこれを意外にもスルー。槍へ一直線。
なぜならばここから先の東鎌尾根が今回の本番と言っても過言ではないからです。
1年S「梯子は所詮高度感がない」
3年H「梯子はコスパいい、一気に300m梯子を登りたい」
梯子はこんな感じでした。梯子を下りた場所にも油断ならぬやせ尾根(通称デスゾーン)があり、楽しいです。
つけ麺が美味しいと評判のヒュッテ大槍まで来たらもう少しです。物欲しげな顔で中を眺めながら休憩するも誘惑に負けず登り続けます。
近し!
槍ヶ岳山荘に到着。結構ハードなルートでみんな疲れたみたいだったので槍に登るのは翌日に。本当はこの日にも登りたかったなんて思ってもいないですとも。
山荘で充電出来るのをいいことに愚かにも艦◯れに興じるメンバーも。また、夜には学級文庫のあるべき姿について熱い議論が交わされました。
8/29(5日目)
朝から雨。例によって何度目かわからぬ人生ゲームを開始。
多少天候が回復したのを見計らってテントを脱出。
突撃!山小屋の昼ご飯。
しばらく小屋でのらりくらり過ごした後、機を見計らってとうとう槍ヶ岳へ。
さすがにこれは高度感あるだろう、と思ったものの周りが真っ白で景色が見えないから高度感はないと言い張るメンバーも。
登り切りました!何も見えませんが…でもやっぱり来れてよかったです。写真だとイマイチ迫力が伝わりませんが、というより撮るのが下手なせいですが、結構狭いので端の方に行くと怖いです。「槍の頂上は4畳半」なんて嘯く人間もいますが実際は15畳くらいはあった気がします。
8/30(6日目)
雨、風トモニ非常ニ強シ。
あまり天候が良くなる気配はありませんでしたが、2年Aの「6時35分には良くなりますよ」という言葉を信じ、雨の中「後はどうせ帰るだけだ、エイヤソラッ!」と撤収をしました。風が強くて声も通らず、まともにテントを畳むのには難儀しましたが気合いとそろそろ家が懐かしい、そもそも下界の生活が恋しい、風呂に入りたいという思いを胸にスタコラサッサと下山を始めました。目指せ上高地。
当然写真など撮る気力も余力も甲斐性もありませんでした。カメラも完全防水といわけではありませんし、悪しからず。
東京に引き寄せられるかのように他のパーティを抜きに抜き、コースタイム8時間の道のりを休憩を取りつつ6時間30分弱で下山しました。
しかし、上高地にはバスターミナル付近に温泉があまりない、あったとしてもすぐ閉まるという事実を確認しておらず、文句を垂れながら松本駅まで行って銭湯に入ることになりました。
何はともあれ無事下山出来たので良しということです。
今回の合宿で感じたのはやはりアルプス系の山は普段良く行く奥秩父とは全然違う、ということです。今年のアルプス系への登山は夏合宿しか成功していませんが、もっと登るべきだと思いました。
以上、これからは順次他の山行についても書いていこうかと思います。書けたらいいですね…
まあというわけでアスタラビスタ!
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