日本共産党 前玉野市議会議員 松田たつおのブログ ニュース

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場当たり的な市の機構改革案・組織変更案 2

2016年01月28日 | 玉野市政
市の機構改革、組織変更案に対する問題点は、

これまでの黒田市政のもとで実施されてきた機構改革と整合性が図れないこと。

①男女共同参画の所管は、以前、市組織を挙げて総合的に推進する位置づけから総務部の所管であったが、機構改革の名で社会福祉部の福祉政策課に移管変更された。この変更に対して当時、共産党市議団は反対した経緯がある。今度は、また、元の総務部に戻すという一貫性のない機構変動にはあきれる。代表者会議での批判に対して、どうやら、この点は現行の社会福祉部のままにするようである。

②ごみ処理や公害、環境に係わる環境保全課は、以前の機構改革前までは、厚生委員会の所管として市民生活部にあった。それを環境水道部に移管し、産業建設委員会の所管とした。その際も、当時「異議をあり」を主張したが、「玉野市総合計画の施策にそって見直す必要があるので・・・」という理由で変更した経緯がある。今回の変更案では、また、厚生委員会の所管に戻す案である。朝令暮改というか、整合性のない市政・行政運営である。総合計画に明記した重要な計画(市民病院等の施策)も、勝手に反故にする計画性のない場当り的市政が強まっているだけに、こうした機構変更にも、その迷走ぶりが表れているのだろうか。

次回に、日本共産党市議団の「機構改革」案に対する、見直し、提案を掲載する。