日本共産党 前玉野市議会議員 松田たつおのブログ ニュース

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玉野市の2009年度国民健康保険料は

2009年06月24日 | 市議会
 6月議会に提案された「国民健康保険料の賦課総額の決定について」(議案第47号)は、平成21年度の玉野市の国保料の額を決定する議案です。国保料計算は、基礎賦課総額(医療分)と、後期高齢者支援分、介護給付分の三つの賦課総額をそれぞれ算出し、それぞれの所得割、被保険者均等割、世帯別平等割を算出して、その合計が国保料として市民・被保険者の負担となります。今年度は、そのうち介護給付分の被保険者均等割一人7200円が200円の値下げで7000円に。世帯別平等割(一世帯)6200円が500円引き下げられて5700円に値下げとなりました。介護給付分を課せられる40歳から64歳までの市民が一部値下げとなります。私の議案質疑で、「保険料総額で340万円」の引き下げを試算していると答えていますから、その影響はわずかです。
 一方、今年3月議会で国保料の介護給付金分の賦課限度額を9万円から10万円に引き上げていますから、この面では保険料値上げとなっています。
 介護分の保険料の一部引き下げは評価するものの、もともと市民の負担限度を超えた高すぎる国保料自体が問題です。国が国保への負担を削減してきたことに最大の原因があります。玉野市としても、さらに、保険料の負担軽減への取り組みが求められており、日本共産党市議団は、この立場から今回の「国保料の賦課総額の決定議案」について反対しました。
 6月議会に提出された7議案のうち、この国保関連議案にのみ反対しました。