日本共産党 前玉野市議会議員 松田たつおのブログ ニュース

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ソーラス条約で閉鎖された宇野港のいっそう開放を要望

2009年02月21日 | 玉野市政
    黒田市長に要望する「港の開放を求める市民の会」など

 「港の開放を求める市民の会」と「日比港清掃・釣り親睦会」の代表ら10名は、2月20日午後2時より黒田市長に、宇野港のいっそうの開放を求める要望書を提出し、岡山県に引き続き働きかけていただくよう要請しました。
 要望書には、改正ソーラス条約による保安対策のため宇野港が閉鎖されて5年が経過し、この間、市長による県への働きかけなど、(関係者の努力)により、昨年4月から日比港が原則日曜日に条件付で開放されたこと。しかし、依然として、「港まち」として海に親しんできた玉野市民の港のいっそうの開放を求める声が強くあります。特に、姫路港や北海道の重要港湾の一部では、国際航海船舶の利用時間帯以外(夜間のみ閉鎖の港湾もある)は、立入制限のゲートを開けて住民や釣り人に開放していることをみても、ソーラス条約による保安対策においても、条件付の開放は十分可能であることを強調しています。
 具体的な要望事項として、①宇野港(田井港・宇野港第三突堤・日比港)への立入制限を見直し、国際航海船舶の利用時間帯以外は、原則として制限区域のゲートを開放すること。②田井港については、制限区域の縮小・見直しによって開放区域を広げること。特にAドルフィンを原則開放されること。③日比港は、外航船・外航貨物の利用時間帯と国内船のリフト等(危険な作業)の荷役作業以外の平日・日曜・祭日は開放されること。時間帯は午前7時から午後6時まで開放とし、ゲート開閉時の保安対策にすること。④現在、工事中の宇野港第一突堤東側の防波堤の完成後は、市民・釣り人に解放されること。⑤「海釣り公園」等を整備し、積極的に水際を開放すること、などをあげています。
 黒田市長は、「県にたいして港のいっそう開放を要請したい。」と答えました。