日本共産党 前玉野市議会議員 松田たつおのブログ ニュース

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心身障害者医療費負担で市独自の軽減制度が実現

2007年10月31日 | 玉野市政
 平成18年10月の県制度の見直しにより、自己負担が無料から1割負担となった心身障害者公費負担制度について、低所得世帯の負担軽減をはかるため、市独自の軽減措置が平成19年10月より実施されることになりました。
 軽減内容は、低所得者(市民税非課税世帯に属する方で、「低所得Ⅰ」、「低所得Ⅱ」に対する入院(通院との合算の場合を含む)にかかわる負担限度額を2分の1に軽減するものです。
                   
  入院の場合 低所得Ⅱ 月額負担限度額 現行  12000円 改正後 6000円   
        低所得Ⅱ 月額負担限度額  現行  6000円 改正後 3000円

 適用期間は、県制度の月額限度額に係わる経過措置が「改正」される平成21年3月31日まで。実施方法は、償還払いとする。(市から対象者へ通知し、対象者が振込先の口座を申請することにより、以後は自動的に指定口座に振り込む。

 日本共産党玉野市議団は、単県医療費公費負担制度の改悪には反対であり、早急に元に戻すよう引き続き運動しています。同時に市独自の軽減対策も早くから要望していました。今回の軽減措置の実施は、公約の一部実現であり、軽減内容が不十分なものではありますが、一歩前進です。チボリに莫大な税金を投入してきた岡山県が、制度を改悪し、医療・福祉を切り捨てることは許されません。