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地下鉄サリン事件20年 当時14歳の少女は3児の母になりました。

2015-03-23 | 事件・ニュース
地下鉄サリン事件に巻き込まれ、生死の境をさまよった1人の少女。
あの日から20年がたち、成長した少女は母親となり、事件の記憶を次世代に語り継いでいます。

午前8時、今からちょうど20年前の3月20日、多くの人が利用する、地下鉄築地駅に到着する電車内で、サリンがまかれた。

ただ、当時の事件を思い出させるようなものは、見渡すかぎり何もなく、いつも通りの朝を迎えていた。

事件発生直後、サリンを吸った乗客が地上にあふれ、混乱する築地駅。

そこに、制服姿で倒れ、担架で運ばれる少女の姿があった。

三浦由美さん、当時14歳。

通学途中に事件に巻き込まれ、意識不明になったが、一命を取りとめた。

事件から4年後、三浦さんは大学生になっていた。

事件の真相を知りたいと、松本 智津夫死刑囚の裁判を傍聴した三浦さん。

三浦さんは「(松本 智津夫被告を見た感想は?)わからないです...、言いたくないです」と話していた。

事件を振り返るには、4年という時間は短すぎた。

あの日から20年。

三浦さんは、結婚して中国に移住し、3児の母になっていた。

三浦さんは「当時、本当にここだと思うんです。印象的には、もっと色のない感じだった。印象は変わっている気がしますけど。具合が悪くなってからほとんど記憶がないので」と話した

サリンの影響なのか、失われた記憶。

三浦さんに、当時の映像を見てもらった。

三浦さんは「思い出した。救急車で運ばれる時のこと。『助けられたな』と思いました。安心したんだと思います、子どもだったので。その時の気持ちを思い出したので、帰って(子どもたちに)そんな話をしてあげようと思います。しつこいくらい、親としてやっていこうかなと思います」と話した。

地下鉄サリン事件から20年。

事件の記憶は、次の世代にも語り継がれていく。

もう20年もたつんですね。


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