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ため池に落ちた子どもを助けようとした70代の夫婦死亡 富山

2016-06-07 | 報道・ニュース
4日午後、富山・砺波(となみ)市で、ため池に落ちた子どもを助けようとした70代の夫婦が死亡した。

4日午後3時ごろ、砺波市のため池で近くに住む前田輝雄さん(77)と、妻の紋子(あやこ)さん(73)が溺れたと前田さんの家族が消防に通報した。

駆けつけた消防署員が池の中を探し、およそ1時間後に2人を救助したが、病院で死亡が確認された。

付近の住民は「ショックですね。奥さんが最初に飛び込んでから助け上げて、奥さんが沈んでいったみたいで、お父さんが引き上げにいって滑り込んだみたい」と話した。

警察によると、前田さん夫婦は、遊んでいて池に落ちた近所の小学2年生の男の子(7)を助けようとして、先に紋子さん、続いて輝雄さんがため池の中に入り、おぼれたという。

男の子は、別の人に救助されて、けがはなかった。

ため池は、水深2メートルから3メートルあり、警察が事故の状況をくわしく調べている。

お気の毒にとしか言いようないですね。