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墜落無人機は「北朝鮮製」 韓国報道、搭載カメラにソウル大統領府の写真集中

2014-04-03 | 事件・ニュース
 【ソウル=加藤達也】韓国の北朝鮮との軍事境界線に近い地域で先月24日と31日、相次いで見つかった無人機は、北朝鮮が開発した試験用の無人偵察機だったことが2日、分かった。韓国メディアが韓国政府筋の話として伝えた。

 韓国政府は無人機が大統領府(青瓦台)の上空付近まで簡単に侵入していたことを重視しており、低高度で侵入する小型航空機を捕捉できる外国製レーダーの導入などを検討している。

 報道によると、先月24日にソウル北方の京畿道坡州(パジュ)で見つかった機体はキヤノン製カメラを搭載し、約300メートルの高度から大統領の宿所がある官邸などを集中的に撮影。画像は韓国の衛星よりも鮮明で、1メートル以内の物体を識別できるほどだったという。

 中央日報によると、北朝鮮の射撃訓練に韓国側が応射して緊張が高まった31日、現場となった白●島(ペンニョンド)で発見された機体は、同島の海兵隊関連施設を撮影していことが分かったという。

 韓国では「自爆攻撃の可能性もあった。国土防衛の重大な欠陥だ」(政府関係者)などと自国の防空能力を不安視する声が上がっている。

 2018年までに米国製の高高度無人偵察機を導入する韓国は、北朝鮮の航空偵察能力を「低い」とみていた。今回発見された機体も軍当局は当初、「愛好家が趣味で作ったもの」とするほど「手作り感」(兵器専門家)があった。重要施設上空の撮影をあっさり許したことと合わせ、二重の衝撃を受けている。

 考えれば恐ろしいことですね。