on the rise

日本初のプロバスケリーグ
「bjリーグ」と日本のバスケを
それとなく応援するブログ。

プロ

2006-05-08 12:07:45 | Weblog
今回、若干雰囲気・方向が違います。


bjリーグの試合を観るこどもたち。
その目に映るプレイは、彼らにとって
かけがえの無い宝物なのかもしれません。
それこそNBAのスーパープレイ以上に。

だからこそ、選手達はより一層ハイレベルなプレイを
自らに課さなければならないと思います。
慢心してる場合じゃないです。

先日、一人の「魔女」がこの世を去りました。
個性派女優・声優の曽我町子さんです。
声優としては初代オバQ、
特撮ヒーロー作品では、「デンジマン」「サンバルカン」の
ヘドリアン女王が有名。
この説明でピンと来ない方も、画像を見ていただければ、
思い出していただけると思います。
魔女を演じさせたら、日本、いや世界一。
40年以上こどもたちの目に触れてきた曽我さん。

「特撮」というものは、一般のドラマなどから見て一段下の存在と
思われています。

しかし、曽我さんは言いました。
こどもが観ているからこそ、「子供騙し」では済まないと。
だからこそ、ベストを尽くす、と。
同様のことを、「死神博士」天本英世氏も生前語っておられたと
記憶しています。
これが、「プロ」だと思います。

bjの選手達がベストを尽くすことを忘れず、
まずこどもたちのヒーローになることを祈ります。


セミファイナル東京×新潟

2006-05-06 09:25:50 | Weblog
観戦して思ったことをだらだらと。
牧・青木の小兵スキンへッズPG、いいですね。
嫌いなタイプのキャラなんですが、いいPGです。
見かけによらず、しっかり基礎を積んでる気がしたんですが。
それに対峙する藤原・長谷川もいい。
やっぱり藤原のステップインはすごい。
長谷川の老獪なDFもいい。
でもトップスピードはまだ衰えていないような気もします。
ハンフリー・ピペンもさることながら、ベイカーもいい。
最後でメンタル的に崩れてしまったのが残念ですが。
あと牧がフリースローなどの時テンプレートを半噛みしてるのが、
クラゲを食べているみたいに見えてしょうがない・・・
新潟の外国人選手もいいですね。闘志あふれるプレイ。
広瀬HCもコービパパも、抗議が紳士的に見えます。
両チームとも総力戦に近い感じだったと思います。
温情とかでなく、局面局面でピンポイントに活躍できる場があるはずで、
スタメンだけが強いチームは、スタメンが欠けた時、
ほんっとーに弱いですからね。

で、最大の発見。
ジェローン・ドッドさんです!
ぎこちないですよね?かくかくしてますよね?
極力ドリブルしないですよね?
・・・あんまりうまくないですよね!?
でもなんかいい人そうに見えます。熱意も伝わります。
気になってしょうがない!

じわじわ東京に興味を持ちつつあります。

ファイナルの記事

2006-05-05 10:55:56 | Weblog
スポーツナビから転載

初代チャンピオンは、大阪エヴェッサ
bjリーグプレーオフ決勝

2006年05月01日

bjリーグ初代チャンピオンに輝いた大阪エヴェッサ

大阪エヴェッサが新潟アルビレックスを下し、
日本初のプロバスケットボール、bjリーグの初代チャンピオンに輝いた。
東京・有明コロシアムで行われたファイナルの出だしは、
両チームともに動きが硬く重苦しい展開となったが、
大阪は第2Q残り3分1秒からデイビット・パルマーの連続スリーポイントを
口火に連続11得点を挙げ、前半を10点リードで折り返した。
第3Qも大阪のペースで進むが、新潟も粘りを見せ、
第4Q序盤に連続10得点をマークすると、
残り6分2秒に藤原隆充のシュートで4点差にまで縮めた。
ここから一進一退の攻防が繰り広げられたが、
大阪は残り1分を切ってから新潟に得点を与えず要所を締め、
74対64で勝利を収めた。

大阪は米国人4選手(パルマー、マット・ロティック、
リン・ワシントン、ジェフ・ニュートン)に加え、
「2位でも最下位でも同じ。絶対に優勝したかった」という波多野和也が、
第4Qの終盤で味方の得点へとつなぐリバウンドを見せるなど、
持ち味を生かして奮闘。
波多野のオフェンスリバウンドは7本を数えた。
波多野を筆頭にオフェンスリバウンドだけで27本と
ゴール下の争いを制した大阪が、初代チャンピオンの栄光をつかんだ。


一極開催への変更で“うれしい誤算”
当初、リーグはプレーオフをホーム&アウエー方式で行う予定だった。
しかし、試合日時が直前まで決まらない中で会場を抑えることの
難しさなどがあり、有明コロシアムに4チームを集めての一カ所開催となった。
この件について、河内敏光コミッショナーは
「一つの場所に4チームが集まる形式での開催に不安があった」と
語っていたが、実際はセミファイナルで5450人、
準決勝では7641人という観客を集め、
その心配は杞憂(きゆう)に終わった。
日本のチーム同士の対戦でこれだけの観客を集めたのは、
現在NBA挑戦を目指している田臥勇太の高校最後の試合となった
1998年のウインターカップ決勝(1万人以上を動員)以来ではないだろうか。

また、4チームの戦いを一度に見ることができただけでなく、
各チームのチアリーダーのパフォーマンス、
ブースターの姿(bjリーグではサポーターのことを、ブースターと呼ぶ)を
楽しめたことは、一極開催がもたらしたうれしい誤算だった。
仙台のチアリーダーには唯一男性がおり、
ブレイクダンスのヘッドスピンで会場を沸かせていた。
ブースターの応援でいえば、新潟はスティックバルーン、
大阪は小型のハリセンをたたいてリズムを取るなど、
それぞれに個性が出ていた。
ホーム&アウエーでなかったために、プレーオフという大一番を
観戦できなかったブースターもいると思うが、
4チームの応援を一度に見ることができるなど
エンターテインメント性が高く、この2日間に有明コロシアムを訪れた人々は、
試合以外の部分でも十分に楽しむことができたに違いない。


1年目の成果と課題 歴史を刻んだbjリーグの飛躍を期待
ところで、セミファイナル終了時の原稿では
外国人枠がないことについて触れたが、
河内コミッショナーはこの点について
「私を含め、歴代の日本代表ヘッドコーチは、
日本が世界で勝てない大きな要因の一つとして
外国人選手に対する経験不足を挙げている」と、
世界で戦える日本人選手を育成するために外国人の制限を設けなかったと述べた。しかし一方で、今後についてはファンの反応などを見て、
変更が必要だと判断すれば臨機応変に対応していく姿勢を示している。

外国人が3人、4人とプレーすることで、
一見すると日本人選手の存在感が薄い印象を受けるbjリーグだが、
日本人選手の育成や強化に貢献していることを忘れてはならない。
これまでの日本では、大学卒業後もバスケットボールを中心とした生活を
送ることができるのは、多くの場合、高校、大学と常にエリート街道を
歩んできた選手に限られていた。
だが、bjリーグの誕生により、一度レールを外れた選手でも
再起できる道が誕生したのは大きな意義がある。
現にbjリーグでプレーする前は、クラブチームなど
トップレベルから遠い所にいたが、シーズン終盤には外国人を相手に渡り合うまでに成長した選手もいる。
東京の仲摩純平(前・美鈴が丘クラブ)、
新潟の佐藤公威(前・新潟工業短期大学)などは、
bjリーグによって才能を開花するチャンスを得た代表的な選手だろう。

プレーオフ2日間では大きな盛り上がりを見せたbjリーグだが、
レギュラーシーズンの試合では、場合によっては観客数が
1000人を切る試合もあるなど、改善すべき所は少なくない。
しかし、まだようやく1年目が終わったばかりであり、
発展途上なのは致し方がない。
何はともあれ、バスケットボールを愛する者として、
日本においてプロリーグが誕生し1年目を無事に終えたことは、素直に祝いたい。新潟の廣瀬昌也ヘッドコーチが
「新潟は6年の歴史があり、多くの観客が試合に来てくださっている。
他のチームでもそれぞれのチームカラー、応援やグッズの工夫があり、
地域密着をすごく感じた」と話すように、
それぞれのフランチャイズで差はあるにしても、
一歩一歩着実に地域との絆(きずな)を深めていることは間違いない。
2006年には富山、香川の2チームがリーグに加入し、
2007年にもさらに2チームのフランチャイズ加入が予定されている。
現状に満足せず、ハード、ソフトの両面でチーム数の拡大に負けない
bjリーグの成長を期待したい。

引用長くてすいません。
問題点、よく考えれば山積していますよね・・・
選手、フロント、リーグそのもの、協会との関係・・・
でも、「地域」がついてきてくれているのが強みですね。
そしてブースターの後押し。
Jリーグ元年に匹敵する、とまではいかないですが、
バブルがはじけるのも怖いからこんなくらいが一番いいでしょう。
この「熱」の中に、「長いこと待たせやがって・・・」というメッセージが
含まれているような気がするのは気のせいでしょうか?

とりあえずオフシーズンも話題を提供しつづけて欲しい!

とりあえず今期の成績。
文化系女子(スポーツ観戦嫌い・スポーツはやるもの)を脳内改造。
藤原かっこいい!マットかっこいい!
そしてbj面白い!と言わせることに成功。


ファイナル観戦

2006-05-04 13:36:36 | Weblog
やっと観終りました。
いい試合です。ほんとに。
思ったことをだらだらと書きます。
ワシントン選手、あんなくだらないファウルやらなくてもいい、
優れた選手じゃないですか。もったいない。
マット選手うますぎ。こめかみに青筋立ちっぱなしでしたが、
プレイは終始クール!
藤原選手とのマッチアップは鳥肌ものでした!
パルマー選手のとワイチ選手のスリーの撃ち合い。
すげー!の一言。すぱすぱ。
波多野選手の反応の早いリバウンドも非常によかった!
日本人選手の出番が少なかったので、外国人=一軍 日本人=二軍、
みたいな感じでチーム状態よくなさそうだなと思ったのですが、
チームの状態はすっごくいいと思いました。
言語の違いはあれど、非常に仲良し、「戦友」という感じが
ひしひしと伝わってきました。
また、優勝が決まってからは、ベンチの選手がブースターをあおり、
場を盛り上げていました。
敗れた新潟も、よかった。
藤原選手の気合あふれるプレー!
そして変幻自在の切り込み!なんだありゃ!魔法か!?
寺下選手の目立たないディフェンスもいい。何度も大阪のチャンスをつぶしてました。
長谷川選手もスピードにかげりが見えてきた分、
老獪なプレイにニヤリとしました。
試合終了後、両チームの選手・スタッフが健闘を称え合う姿。
特に広瀬HCが大阪の選手に心からの笑顔で賞賛の言葉をかけていたのが、
非常に印象的でした。

いい、試合でした。

・・・ただ、一人を除いて。
知らない人ですし、うかつなことを言うべきではないでしょう。
でも、あまりにひっかるので、あえて触れます。

天日HC、どうなんでしょうか?
抗議の仕方がみっともない。
熱い男といわれればそれまでですが、もう少し理性的になれないでしょうか?
以前、大逆転されたことがあるからかもしれませんが、点差を徐々につめられ、
どんどん焦ってましたね。
後半、藤原選手と波多野選手が交錯したときも、
あそこまで執拗に抗議するべき場面だったでしょうか?
流れは大阪、しかもリードしてる・・・
そこでHCがテクニカル取られてどうする?

今期の成績次第ではクビ、とかそういう立場でもないんでしょう?
優勝が決まってもまだテンパってるし。
非常に事務的に、新潟の選手と挨拶をしていたように見えました。

そして、これこそ推測なんですが、
大阪は個人の能力が高かっただけで、チームとして成立してなくないですかね?
5対1+1+1+1+1、みたいな感じがしました。
自由なオフェンスなのかもしれませんが、
たぶんマット選手という優秀なPGがいなければ、
どうしようもなかったのでは?
悪く言えば、HCいてもいなくても同じ、そんな気がしました。

外国人4人起用とかは、1つの戦術として、ありだと思います。
外国人の地位を脅かすくらい日本人選手が成長して欲しい、という
理屈もわかります。
(逆の考えのブライアントHCの意見も分かります。)
それとは別に、最優秀HC受賞はないでしょう。
あれだけ能力の高い外国人を抱えているなら、
場合によっては全勝に近い成績を残せたのでは?

最高の試合だっただけに、天日HCの力量、そして立ち居振舞いについて、
あえて苦言を呈しました。観るに堪えない。
正直もっと勉強してからHCやってもいいんじゃないでしょうか。


田臥

2006-05-03 12:06:05 | Weblog
スポーツ報知の記事。

田臥「日本代表よりNBA」再挑戦改めて明言 

バスケットボールの日本人初の米NBAプレーヤー田臥勇太(25)が2日、
世界選手権(8月、日本開催)よりNBA再挑戦を目指すことを改めて明言した。
都内で行われたバスケットボールクリニックにコーチとして参加。
「NBAを目指したい気持ちの方が強かった。僕の分も頑張ってほしい」と、
3月19日に日本代表候補を辞退した後、初めて理由を話し代表にエールを送った。
昨季は準備不足でサマーリーグ不参加で、
契約にこぎつけたクリッパーズからは開幕直前で解雇通告。
その後、NBA傘下のNBADLアルバカーキでプレー。
3月に負傷した左足首は「順調に回復しています」。
今季は、夏からきっちりアピールし、再びNBAコートに立つつもりだ。

サッカー選手だったら、W杯や五輪で海外に名を売る、なんてのも
良くある話なんだろうけど、
バスケはNBA一極集中だし、欧州とかのリーグには外国人枠が
あるらしいし・・・
世界選手権自体が名を売る場所になってない気もする・・・
まあNBAのスカウトとかは一応来るんだろうけど、
日本人選手を見に来るかは甚だ疑問。

協会からのアピールなんかないだろうし。
その前に選手権自体をアピールせにゃいかん。

田臥は自分自身の思ったとおりにやればいいと思います。
協会が田臥になにかしてやれるとは思えないし。
それとは別に、代表が頑張ればいい。

代表が頑張る為に、協会は足を引っ張らないよう願いたい。

風之舞

2006-05-02 13:12:38 | Weblog
常連・nさんから紹介されました。
富山の企画グループ・F-siteが作っている、
沖縄を舞台にした「バスケ映画」です!

あらすじやパイロット版もUPされており、分かりやすい。
ストーリーも魅力的と感じました。

転載するのもアレなので、 http://www.f-site.jp/から
直接見てください。
正統派だけど決してありきたりじゃない感じのストーリーです。
ちなみにbjリーグ関係者が協力、とありますが、
富山グラウジーズの優しき闘神・石橋選手が監修してるのでしょうか?
ぜひ公式ブログで紹介してあげてほしいですね。

そういえば、日本ってバスケだけじゃなく、スポーツを
題材とした映画少ない気がします。
ちょっと考えて頭に浮かんだのが、
「ヒーローインタビュー」と「ミスター・ベースボール」、
あと「Mr.Rookie」くらい?
サッカーなんか「チャンピオン鷹」とか「少林サッカー」くらい?
あ、邦画じゃなかった。
バスケ・・・ない?
あ、でもnさんいわく、「ファイブ」も映画化されるそうですし。
バスケがコート外で話題になる機会も増えそうです。



シーズン終わり

2006-05-01 16:10:08 | Weblog
大本営からコミッショナー挨拶。

「本日、会場に入って鳥肌がたちました。
様々な点で不安を抱え臨んだプレイオフでしたし、
正直ここまで盛り上がるとは思ってもいませんでした。
しかし、7641人のブースターの皆様に足を運んでいただき、
大歓声を送っていただきました。
その光景をみて、私自身震えるほど感動しました。本当に嬉しく思います。

プレイオフを終えて、4チームとも自分たちの力を
出し切ることが出来たと思います。
結果はレギュラーシーズン通りの順位となりましたが、
これには大きな意味があります。
この結果から言えるのは、各チームは来シーズンを戦う上で
プレイオフ進出に目標を置くのではなく、
あくまでもレギュラーシーズン1位を目指すことが優勝への第一歩、
その意識こそが2年目のbjリーグチャンピオンにつながることでしょう。

『バスケがしたい』と思ってbjリーグの門をたたいた選手の
技術部分は、この半年で急激に成長したとは言えません。
しかし、選手はシーズンを通してプロの顔つきになりました。
そのプロとしての意識をベースに、明日からは技術を磨いてもらいたいと思います。
今年1年間はブースターの皆さんに、選手の一生懸命さをみてもらいました。
2年目のシーズンは選手の技術を楽しんでもらいたいと思います。
ブースターの皆さんも、来季はbjリーグにさらなる期待を寄せていただけるでしょう。その期待に答えるために、より面白いリーグ作りを進めてまいります。

『バスケが見たい』と思ってbjリーグのゲームに
お越しいただいたブースターの皆さん、
ならびに私たちを1年間支援してくださいましたパートナー、
関係者の皆様には、心から感謝いたします。
本当にありがとうございました。2年目のbjリーグにもぜひ、ご期待ください。

2006年4月30日 bjリーグコミッショナー 河内敏光

泣ける。泣けた。
激動の一年が終わった。
結局直接は観戦できませんでしたが。

応援する価値のあるリーグだと再確認できました。
(たいした応援ではありませんが)

問題は2年目ですね・・・
特に来期が始まるまでのオフシーズン。
ものすごく重要な気がします。

日本バスケの運気が夏辺りにガターンと下がる可能性がありますし・・・
せっかくbjの楽しさを覚えたブースターの皆さんが、
bjを忘れてもおかしくいないくらいのタイムラグです・・・

でも、クリニック開催したり、いろんなイベントに参加したりと、
忙しいオフシーズンになることを祈っています。

ほんの少しの間かもしれませんが、選手・関係者の皆さん、
今は体を休めていただきたく思います。