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それとなく応援するブログ。

チームとしての責任

2006-07-19 13:20:59 | Weblog
極楽山本の不祥事。
正直、「はめられた」としか思えないが、脇が甘かったのも事実。
最近は若手とつるんで暴れてたみたいだし、ここは自業自得だと思われます。
しかし・・・

サンケイスポーツより
茨城ゴールデンゴールズ解散へ…山本の暴行事件で欽ちゃん涙

お笑いコンビ「極楽とんぼ」の山本圭一(38)が、
無職少女(17)に暴行したとして北海道警函館西署に
任意で事情聴取を受けていた問題で、
社会人野球クラブチーム「茨城ゴールデンゴールズ」の
萩本欽一監督(65)が19日、東京・羽田空港で緊急会見。
「山本だけが責められて済む問題ではない。大好きな野球だったけど、
やめることにしました」と、同球団の解散を宣言した。
たった1人の愚行が欽ちゃんの夢、野球界の夢を打ち砕いてしまった。
また、山本はタレント活動の全面中止が決まった。

「ユニホームが好きだった。野球が好きだった。
“夢列車”なんてでかいこと言ったけど、どこにもたどりつけないで…」。
会見に臨む欽ちゃんのヒザは小刻みに震え、目には涙があふれた。

山本の事件発覚から一夜明けたこの日、
欽ちゃんは球団解散という大きな決断を下した。

山本は所属する「茨城-」の北海道遠征に同行。
16日夜から17日未明にかけ、函館市内のビジネスホテルで
知人が連れてきた少女と酒を飲み、部屋で暴行したとみられている。

18日に山本の所属する吉本興業が契約解除を発表したことで、
欽ちゃんも監督として事の重大さを痛感。
解散を決めた理由を、「事が事だけに山本だけが責められて済む問題ではない。
相手(少女)にも失礼だし、一番野球に失礼しちゃったということに責任を感じる」と、誰よりも野球を愛するが故の決断だったことを説明した。

選手にも球団関係者にも知らせていない電撃発表だった。
球団関係者によると、山本以外は婦女暴行に直接関わっていないとみられており、
たった1人の軽率な行動が欽ちゃんや選手、球団に関わる全ての人間の夢を
打ち砕いた格好だ。

その山本からは17日夜に欽ちゃんのもとに電話があったという。
「『山本です。すいませんでした』と言われて、
『その先は言うな。内容も知りたくない』とそのまま切った」。
そう語る欽ちゃんの表情からは悔しさ、やるせない気持ちがにじみ出ていた。
欽ちゃんの会見とほぼ同時刻、山本は吉本興業を通じてタレント廃業を発表。
報道陣から「山本に言いたいことは?」と問われると、
「球団なくなったよ…。でもアイツは選手の面倒をよく見てくれていた。
99%バカだと言いたい。笑いやってるんだから悲しませるなよ」と
声を震わせた。

新しい野球の形を求め、地域密着の球団運営や、
試合中に行う独自のマイクパフォーマンスで大好きな野球を盛り上げた。
平成16年12月5日に球団創設を宣言してから約1年半、
幕切れはあまりに早すぎ、あっけないものになってしまうのか。

今後も試合予定が組まれており、チケット販売などの関係から
解散時期や所属選手の処遇については「まだ考えられない」と語った。
応援してくれるファンやスポンサーの存在もあり、
「一緒に考えていってほしい」と訴えた。

「65歳の大きな夢物語でした。できることなら
どこかでまた野球をやらせてほしい」。
欽ちゃんの胸には野球への愛があふれていた。

別の新聞で続報。

社会人野球:茨城ゴールデンゴールズ解散へ 地元関係者に落胆の声 /茨城

「面白さと強さ両立していた」
「茨城ゴールデンゴールズ(GG)」の萩本欽一監督が19日、
チームを解散する意向を示した。
茨城県を本拠地に全国を駆け回り、地方球場を満杯にした人気球団だけに、
あまりに寂しい。
地元関係者からは「球団を生かした街づくりをしてきたので残念だ」など
落胆の声が上がった。
茨城GGは、昨年3月に県野球連盟に加盟。
同4月の「第30回全日本クラブ野球選手権県大会」で華々しくデビューした。
クラブチームの試合にもかかわらず、
会場となった常陸大宮市の球場には約6000人が詰めかけ、
スタンドには立ち見客、周辺には露店が並ぶほどの盛況ぶりだった。
「とにかく面白い野球を」。萩本監督の口癖だった。
試合中に選手らをマイクでからかってスタンドを沸かせる一方、
公式戦では真剣勝負。
昨年の同大会では全国8強に食い込み、
「面白い」と「強い」の共存を実現させた。
野球人気が落ちていただけに、関係者に
「人気復活の起爆剤」とまで言わせる存在だった。
今年も茨城GGは、8月10日から始まる同大会の全国大会に
北関東代表として出場することになっている。
「今年は必ず優勝するよ」。
萩本監督がファンに約束した夢が途絶えてしまうのか。

さて、どんな裏があるかは知らないが、
潔い決断だとは言えるだろう。
山本以外にも酒の席に他に選手がいたという話や、
ただ単に飽きたのでは?とか、運営が難しくなってきていたなんて話もある。
だが、責任のとり方としては、過剰すぎるくらい潔い。
プロ(茨城GGは正確にはプロではないが)ってのは、
こういうトラブルを常に警戒して、身を律していかないといけない。
今はマスコミにとって魅力的なコンテンツたり得ない状態だが、
日本バスケが活性化してくれば、こういった話も決して対岸の火事ではない。
今回の件、学ぶことは大きいかと思います。


・・・とも思うが・・・
連帯責任って、大嫌いなんですよ。
これほどくだらない「責任」ってないと思います。
たとえば100人以上いる野球部の幽霊部員が万引きでつかまったら
連帯責任?
そんなばかな話があるか!

今回は特殊な形態・立場のチームということもあり、
難しい部分もあるでしょうが、
そして遠征中の不祥事だったってのも大きい。

だけど他の選手は知ってて見過ごしたわけじゃない。
何の責任もない。

試合が終わった後の事件で、ここまでの措置をとるのはやりすぎです。
署名活動の動きや、地元の声などもあり、
欽ちゃんも後で翻意する可能性を否定していなかった。
そこに期待したいです。

連帯責任という言葉は、悲しみとわだかまり以外何も生まない。
プロ(ではないけど、あえてプロと言おう。)なら、
責任は球場の上で取るべきだと思います。

2 コメント

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連帯責任 (ひーろー)
2006-07-22 06:48:06
ミクシィのほうにも書きましたが、俺はこの連帯責任は極端だけどアリかな、と思います。アマチュア(スポンサーがいるからプロに近いですけど)でこれほどの責任を持ってプレーしていくのはムリなんじゃないかな、と思います。プロ野球とかだったらまた別ですけど、茨城のクラブチームですからね。あとは欽ちゃんが、野球を楽しめない、野球に失礼だから、というならこの潔さは俺は賛成ですね。



100人のうちの幽霊部員の犯罪の連帯責任は、連帯責任というよりは監督責任ですよね。まー、そこに大きな差はないですが・・・
返信する
Unknown (総裁)
2006-07-22 13:01:39
>>ひーろーさん

ブログ読みました。

一理あると思います。

高いモチベーションを持っている、

ひーろーさんらしい。



まあこのチームは本当に微妙な立場ですよね。

プロでもないアマでもない・・・

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