on the rise

日本初のプロバスケリーグ
「bjリーグ」と日本のバスケを
それとなく応援するブログ。

今日、一つのチームが消えた・・・

2006-02-10 22:49:49 | Weblog
共同通信からの引用。

福岡は新規参入を取り下げ 別会社が新加入を申し出

プロバスケットボール、bjリーグの阿部達也取締役は10日、
福岡市内で記者会見し、新規参入を申請していた福岡の申請取り下げを
受理するとともに、福岡市のスポーツイベント会社
「スポーツコーディネート ペサス」(山村恭生代表取締役)から、
2007-08年シーズンから新規加入したいとの申し出があったと発表した。
スーパーリーグを脱退し、新会社でのbjリーグ参入を目指していた
福岡の船田幸夫社長代行は「債務がありすぎ、道義的な部分で
会社を人任せにはできなかった」と取り下げの理由を説明。
今後は8000万円を超える債務の処理に専念することになった。
新規加入を申し出た山村氏は、以前からbjリーグ参入に向けて
準備を進めており「福岡に所属していた川面剛を中心に、
新チームを結成したい」と話した。

若干重複するが、bj公式から。

福岡レッドファルコンズの「bjリーグ 参入願い取り下げ」受理に関するご報告

bjリーグでは、福岡レッドファルコンズに関連して
「福岡にレッドファルコンズを残したい」代表の船田幸夫氏からの、
bjリーグ「参入願い」の取り下げを本日受理いたしましたので
ご報告いたします。

bjリーグでは、本年1月23日(月)の福岡チームの「参入願い」受理後、
2006-2007シーズンからの参加も視野に、試合会場の確保、試合日程の調整等を
現地調査も含め、可能な限り模索してまいりました。
一方、船田氏が社長代行を務める株式会社福岡レッドファルコンズでは、
同社の債権者に対し誠意を持って対応するために
訴訟を検討することになりました。
「参入願い」を提出した団体とは、別の組織ではありますが、
両者の代表を務める船田氏が係争の当事者となることから、
本日、同団体より、「参入願い」取り下げの申し出があり、
これを受理いたしました。

また今後、bjリーグでは、事業規模のさらなる拡大を目指し、
当初計画(2010年12チーム2リーグ制)を前倒しで実現できるよう、
福岡以外の地域でもリーグのエクスパンションに応募・検討する団体とは
協力・支援していく所存です。
なお、2007-2008エクスパンション公募は2月28日(火)が締め切りとなります。

だそうです。
確かに、福岡レッドファルコンズが残した負の遺産は大きい。
法的には「~残したい」に責任は無いらしいが、
それで済むわけも無く・・・
そのマイナスがなくても、ゼロから、いやマイナスから進めるには
時間が足りなかったと思います。
これで、良かったと思います。自分は。
幸いなことに、福岡のプロバスケの火は消えないようです。
川面選手にはぜひがんばって欲しいと思います。
新チームがレッドファルコンズを名乗ったら、ちょっとかっこいいです。

船田社長は会社清算と新チーム発足という、ある意味で相反する仕事に
孤立無援で挑んでいたわけですが・・・
(選手・スタッフに金払えとか言いながら、新チーム作れと訴え、
その舌の根も乾かぬうちに社長を糾弾する・・・
よく考えるとファンって勝手な生き物ですね・・・)
お疲れ様でした。

ぜひ、前経営陣とそのバックにいる妖怪どもに、
きっちりと落とし前をつけさせてやってください。

ここを御覧の皆様は、バスケが好きですか?
バスケが好きじゃない人間に、日本のバスケを蹂躙されていいんですか?

福岡のお話

2006-02-10 15:13:35 | Weblog
読売新聞より。()は管理人のつっこみ

解散のプロバスケ福岡
スポンサー名無断記載 事業計画偽造 JBLも見抜けず
(見抜「け」ず?)


福岡市のプロバスケットボールチーム「福岡レッドファルコンズ」の旧経営陣が
バスケットボール日本リーグ機構(JBL)に加入申請する際に提出した
スポンサーの契約予定リストに、久光製薬(佐賀県鳥栖市)、
三洋信販(福岡市)など地場大手企業の
名前を勝手に記載していたことがわかった。
(意外に有名企業あるのね。伊達にゴジラに襲撃されてないな。)

旧経営陣はこれらの企業からの収入を年間1億9500万円と見積もり
JBLはこれを元に加入を承認した。
しかしチームが解散した今年1月までにスポンサー契約した企業は
1社もなく、JBLは「事業計画は虚偽の内容が多くまさに詐欺だった」と
指摘している。
(えー!被害者面してるー! いや、それ以前に一社もないの?
これは上記の地元有名企業の中で一社も無いのか、はたまた完全にゼロなのか?)

JBLによるとチーム運営会社は昨年4月13日に加入を申請。
JBLは同年6月28日の最終審査で財政計画について「問題なし」と判断し、
主催するスーパーリーグへの参加を認めた。
審査に必要な書類は運営会社の会社概要、スポンサーの契約予定リスト、
年間の収支計画などで、スポンサーリストは最終審査で提出された。
(つまり書類さえ揃えておけば、いかようにもごまかせるってわけね。)
リストにはほかに,NTTドコモ九州、
弁当チェーンを展開するプレナス(いずれも福岡市)など8社が記載され、
旧経営陣は「(収入の柱である)スポンサー契約に問題は無く、
運営資金の心配は全くない」と説明していた。
(つまり弁が立てば、いくらでもごまかせるってわけね。)
しかし読売新聞の取材に対し回答があった7社のうち、
久光製薬や三洋信販など5社は「まったく聞いたことがない話」と回答。
プレナスなど2社は「担当と名刺を交換した程度」
「売り込みに1度来たが断ったはず」と説明してる。

年間の収支計画書は主な収入源をスポンサーからの収入や、
4000万円の後援会費とし、計約2億8000千万円(ここは8千万の誤植では)を
人件費などに充てる内容になっていた。

しかし経営実態を調査中の税理士によると、
資本金7000千万円が預けられていた口座の残高は昨年4月時点で約6万円に減少。
(少ないなおい!)
その後、前社長が自費を投入したが最終審査時点でも残高は約100万円しかなかった。
(前社長はいくらくらい自腹切ったんだろう?少なくとも100万以上?)
税理士は「経営基盤の安定に対する担保は何もなかった」と指摘している。
(まさか裏付けとらないなんてことは・・・ね・・・)
JBLは「虚偽を見抜けず結果として(結果として?まるで努力したみたいじゃないか)リーグを混乱させたのは事実、反省している(するだけならタダ)」と説明。
銀行残高証明書の提出を義務付けるなど審査方法の見直しを検討している。
(・・・今までしてなかったの?)
前社長の相談を受けている弁護士は「(前社長)は心身共に不安定で
コメント出来る状態じゃない」としている。
(自殺未遂だもんなぁ?)
中西順司・福岡教育大助教授(スポーツ経営学)の話
「JBLがずさんな運営会社を審査で見抜けなかったことに大きな問題がある。
第三者機関による使途不明金などの不正を防ぐ監視体制を設ける必要がある」

引用終了。

私はこう思います。あくまで推測ですが。
さすがにいつもはここまで杜撰な対応はしてないと思います。
してたらさすがにリーグは成り立たないでしょう。
意図的に審査を甘くしたのではないでしょうか?
というか無審査と変わりませんが。

でっちあげでも、「プロチーム」な福岡を立ち上げさえすれば、
誰かが得をする・・・
だから無理やり成立させた・・・
じゃあ、誰が得を?