豊かな感情

　この間は、iwaoさんがご紹介された本のことで、話がいらない方に進んでしまいました。その続きの所には、とても興味深い記述がありました。

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BMWのストレート・シックスの3Lは精度高く組まれ、「ジュアーン」と質感のある回り方をする。
同じ3Lの6気筒でもV6になると中には「ゴロゴロ」と回るものがあったりする。
同じ3Lでもフェラーリ・クワトロバルボーレのV8になると「クオーツ、クオオーツ」と脳味噌がとろけてしまうほど官能的に叫ぶ。
アメリカ車のV8にはいろいろあり、フォードのV8は「ゴッ、ゴッ、ゴッ、ゴッ」っと鳴り響く。チューン・アップしたシェルビーなどは野獣が獲物に飛び掛かるかのように「ガウォーッツ」と最高の反応を示す。
片や、GMのV8は「ジュア、ジュア、ジュア」と迫力がない。
アルファはSZも156も昔の「ル・ル・ル・ル」というビートを響かせる。
日本車で特徴的なものはスバルのフラット4でまるで2気筒・180度クランクのバイクのように「ブロロッ…、ブロロッ…」と鼓動を打つ。
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これを読まれて、ホォー！って感じた方、病気です。