tonto's blog

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成相池堰堤

2021-10-20 | weblog

 私の住むところの近くには治水・防災・農業用水などを兼ねて昭和の終わりから平成10年ごろまでに作られたダムがたくさんあります。 諭鶴羽ゆづるは)ダムというのが一番大きくて、それでできた人工池の周囲は桜が植えられ、格好のウォーキングコースとなっていていつも人出があります。

 このほかのところはほとんど来る人もなく静か。人工的な建築物の前で車の写真を撮りに行くのにはちょうど良くて実際にも何度か。

 (996 4S 今見るととてもかっこいい)

 そのひとつに成相ダムというのがあります。私の家の前を流れている川の名称が成相川。つまりその源流に作られたダムです。

 この成相ダムの上流500mの地点に成相池堰堤というものが残されています。かんがいを目的として昭和25年に完成した粗石モルタル造りのダム。戦後のダムとしては、めずらしい石張りダム。成相ダム建設に伴い上部約5mを残して常時満水位以下に水没。上部切り欠きと下部取水塔を削孔することにより安定上支障のない形状で保全しているそうです(日本ダム協会の ホームページ から)

 以前来た時には「これは昔使われていたダムかな?」と思ったことがある程度でしたが、最近あるところでこれが紹介されていたので、改めて見に行きました。

 いい雰囲気ですね。こんなの残してくれているには、経済的にまだいいころに成相ダムが作られたのでしょう。今ならきっと跡形もなく取り壊されたでえしょうね。写真の右側に成相ダムの堰堤があります。

 近づいてみましたが、実際にこの上を歩いて渡ることもできそうでした(チェーンなどついてなかったので)上述のように誰もいないので、ちょっと怖いかな?

 隣には北富士ダムというのがあります。この二つのダムは地下で水路がつながっていて、局所的な豪雨時などでの貯水量などを両方で調節している珍しいアベックダムと聞いています。

 ダムの事務所にはもちろん誰かいるのでしょうけど、だれにも会う事はありませんでした。

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