tonto's blog

コメントをいただく時はこの下、「メッセージを送る」からお願いします。お返事したいので、メールアドレスもお忘れずに。

サービス業を考える

2016-09-13 | weblog

 大げさな題名ですが…。

 私の職業は、医療というものを他の人に提供する、いわゆるサービス業に分類されます。自分の持っている知識・技術を提供し、対象となる方たちの満足を得るのがサービス業だと思います。

 そのサービス業にあたるものは顧客(私の場合、顧客というのは適切じゃなく患者さんですけど)に対して、顧客の求めに迅速に対応して結果を出さなくてはなりません。そうじゃないと顧客は別のサービス提供者にその結果を求めるようになってしまいます。

 私の仕事である日常の診療を例にとれば、私がもし依頼された事に対して、対応に時間がかかってしまった場合、私は「こうこうので、もう少し時間がかかります。もう少し待ってね」と説明するようにしています。たとえば30分待たされたとしても、このひと言があれば、もう15分ぐらいは気持ちを取り直して待っていただけるだろうと思うからです。

 話が少々ずれてしまいました。この20年ほど前に生まれ育った田舎に帰って住むようになり、色々な業者さん(今回のテーマとしているサービス業の)に接しお願いしたことに、なかなかこちらが期待するような迅速な対応をしてもらえないことが多々ありました。都会のように競争が厳しくないのがその理由のひとつだと思います。

 工務店・植木屋さん・電機屋さん・車屋さん・そのほかの業種さんにも「なんで僕がお願いしたことをまだやってもらえないんだろう?、忙しくて手が回らないのなら、忙しいからできないと言って断ってよ」と思ったことが何度もありました。そんな中、途中の経過報告もしてもらえたところもあり、その業者さんにはとても信頼を感じました(でもそれは、神戸と西宮の業者さんでした)

 逆にそうじゃないところには「私は顧客として、軽んじられているのだろうか」と思ったこともあります。それを大きな声で言えないことが、今私のストレスです。田舎のおつきあいもあるので「爆発」できないのです。

ストレス → 怒り → 興奮 → いわゆる「ハイ」 → 結構仕事がはかどったりします