tonto's blog

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春祭りの前日

2012-04-07 | weblog

 数日前からお隣の庭で、鯉のぼりが泳いでいるのは気づいていました。でも今日の昼前にはその隣に、私たちの地区でお祭りの時に使う「幟」が対で立てられています。「そうか、今年お隣は当屋(とうや)さんなんだ」と今頃に気づきました。この一年間に生まれた赤ん坊が、近所の神社の氏子となる神事が明日行われます。当屋とはその子供たちの代表となるお家のことで、昔から続く行事が今日一日行われます。

 お隣の家の事なのに、なにかウキウキしながら週末午前中の仕事を終えました。ちょうどその頃から、当地区の集会場を出発した「だんじり」の太鼓の音、祭礼団の人たちの歌声がこちらに近づいてきました。

 お隣のうちの前に到着。早速、今年の当人(前述の子供の父親)たちの前で、この1ヶ月毎晩のように練習した「だんじり歌」を披露します。すばらしい出来のように思いました。その後は当人たちが、祭礼団の人たちにふるまいを、もちろんたくさんのお酒と共に。その間、交通の妨げになっている「だんじり」を私のところの駐車場に置く事になりました。

 これはとても嬉しい事で、なにやら私のところが当屋さんになったかのよう。もう20年も前の思い出がよみがえりました。でも、この嬉しい時間も長くは続かず、祭礼団の人たちは「だんじり」をひいて地区内を巡回。大切な「花」をいただきに出発しなければなりません。

 でもさらに嬉しい事に、出発前にこの駐車場でも 別の「だんじり歌」 を私に向かって披露してくれました。感激です。夜になりこの記事を書いている今、再び太鼓の音が近づいてきました。これから「練り込み」という行事が隣で始まるようです。

 本当のお祭りは明日。

 

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