富山路面電車めぐり 後編

さて、新年の挨拶記事を挟んでしまいましたが、富山路面電車めぐりの続きです。

南富山駅での撮影後、サントラムが動いていないことにがっかりしつつ、気を取り直して西町まで戻ります。
ちょうど11時を過ぎてましたので、そろそろお昼時。富山と言えば、ますのすし、ぶりのすし、白エビ、ホタルイカなど魚介系の食べ物が有名ですけど、最近有名になった物がもう1つあります。「富山ブラック」こと濃い口醤油のラーメンです。今回は、その発端の店である「大喜」の本店へ行ってみました。12/30で観光シーズンでも平日でもないためか、富山の中心にある本店も空いており、ゆっくりと初めての「富山ブラック」を堪能しました。


「富山ブラック」ののぼりが立つ「大喜」本店。場所は西町電停よりグランドプラザ前電停が目の前である

メニューは飲み物と生玉子を除けばわずか3つのみ。「小」がいわゆる並の量なので、最初は「小」か「大」くらいまでにしておくべきだ

店内は両側にカウンター席。有名人のサインも飾っていた

これがラーメンの「大」。スープは濃い口醤油に胡椒たっぷりでけっこう塩辛い。ネギとチャーシューの量が多く、麺は太めで、ボリュームたっぷり。美味しかった

昼食後はグランドプラザ前電停に戻って、再度セントラムに乗って富山駅前へ戻ります。乗車したのは9003だったのですが、何か検査に入るとかで、富山駅前電停で9001と車両交換になりました。9003は南富山駅になって戻っていきました。

グランドプラザ前の紀伊国屋には掛け軸などを販売している店が。以前「秘密のケンミンshow」で、富山は天神様（菅原道真公）の掛け軸を飾る風習があると紹介されたが、確かに「天神様」の文字がある

自動車の間を走ってくるセントラム

富山駅前電停から先に乗車する人は9001へ乗り継いだ。しかし9001は色が白なので前面だけだと富山ライトレールの車両とほとんど見分けが付かん・・・・

富山駅に戻ってもまだ時間があったので、今度は富山ライトレールへ乗りに行きます。
富山ライトレールは2006年に廃止になったJR富山港線を引き継いでLRT化したもので、日本初の本格的LRTです。LRT化に際して、富山駅北～奥田中学校前は併用軌道が造られましたが、奥田中学校前から先の専用軌道はJR富山港線時代のレールを流用しています。
JR富山港線時代は、朝夕以外の列車は非常に少なく、乗り潰しの面倒な路線だったんですが、LRT化により日中でも15分ヘッドで運転されているため、大変利用しやすくなりました。今回は12/30という休日に当たる日でしたけど、競輪開催日だったようで車内もそこそこ混んでました。

富山ライトレールのTLR0600形。アクセントカラーは7編成で7種類

雪が残る犬島新町駅（電停）で、走り去る列車を撮影

岩瀬浜から折り返してきた別のTLR0600形

岩瀬浜駅（電停）で撮影したTLR0600形。この駅ではフィーダーバスや射水市コミュニティバスへの乗り換え利便性を考慮して、ホームの反対がバスターミナルになっている

撮影と岩瀬浜までの往復後は富山駅に戻りました。今回は出張のついででしたので、福井経由で帰りました。（本当は北越急行経由の方が富山からだと早いんですけどね）

富山駅の跨線橋より419系を撮影。521系の増備で運用が金沢以東中心になった

跨線橋から富山駅の工事状況を含めて撮影

高山本線の富山ー猪谷はキハ120形300番台で主に運行。写真はラッピング車

待ち時間に再度419系がやってきた

先頭車が581系時代の特急スタイルの編成だった。右側は413系

ちなみにトップナンバーのクハ419-1だった。だいぶ汚れが酷いが、廃車も近いのだろうか

キハ120形300番台。なぜか富山所属の車両は、前面塗装が両端で赤と緑と違う色に塗られている

キハ120形300番台。ヘッドマークは高山線のシールをつけているがこいつは側面はラッピングしていない

福井駅での待ち時間、485系の回送がやってきた。今年の3月にはついに「雷鳥」が廃止され、「サンダーバード」へ統一される

一般型の顔の富山側

福井では521系の運用が多い

帰りの683系2000番台「しらさぎ」

年明けの記事なのに、昨年末の旅行記事になっちゃいましたが、次回は1/1の初詣記事を掲載します。